帆船ではレールに沿ってズラッとならんだビレイング・ピンにライン・エンドが固定され、コイルしたラインが掛けられた ⇒ [ここをクリック]。昔の船艇では不可欠だったビレイング・ピンも、今ではウィンチやクリートに取って代わられた。
しかし、ビレイング・ピンは船首バウスプリットや船尾バンプキンとならび、クラシックな雰囲気を醸し出す。
フリッカでも付けている艇がある。フリッカのシュラウドは各舷ともそれぞれ3本。
両舷とも両側2本のロウアー・シュラウドを使ってビレイング・ピンを差し込むブリッジを付けた。ラインやセイル・タイを掛けておくのに便利。
(写真はいずれもPSC製434艇中138番目 Kathleen、旧名 Veena Jo です。)
⇒ USフリッカ・グループにあるオーナー変更時の投稿