交換の手順については [前々回時のポスト] に詳細があるのでそちらを参照戴くとして、今回はベター・ハーフの発案によるツールの改善2つで作業が大変楽になったのでそれについて書こう。
ポンプ先端の細い管は吸引用、右の太い管は廃油管に入れる。
このスタンダード設定では細い吸引管を通常 [この様に] エンジン・フォア側にあるオイル注入口に差し込んで吸引したり、エンジン右舷側にあるディップ・スティック(検油棒)の小さな差込口に差し込んで吸引する。
細管はオイル・チェンバー内部の構造物や部品をくぐりぬけて底部に到達できる様にするためかフレキシブルだ。しかし実際の作業では管の口があっちを向いたりこっちを向いたりして先端をオイル室内最下部と思われるところに固定し難い。結局回収出来たオイルの量を見たり作業中のポンプの音や手触りを頼りに、吸引出来るものは全て吸引出来ただろうと想像せざるを得ない。念のため上記いずれの口からも管を差し込んで吸引したりする。
上の写真、ポンプ本体の左側に横になっているのはエンジンの検油棒とそのアルミ管。アルミ管は検油棒とほぼ同じ長さを購入。孔径は細管とほぼ同じ。
細管はポンプ本体に差し込んであるだけ。簡単に抜ける。代わりにアルミ管を差し込む。アルミ管は外径が少し小さいので接着テープを巻いて調整。
検油棒はオイル量を確実に測定するために間違いなくオイル室最下部に到達するようになっている。その検油棒の差込口から検油棒の代わりにこのアルミ管を差し込んでパンピングすれば殆ど間違いなく古いオイルを全て回収できる。作業はコックピット・ハッチを開けてエンジン上部から行う。実際に使ってみると僅か約20秒でオイル回収を完了できた。
検油棒差込口は [ミキシング・エルボーのフォア側下] にある(画面では検油棒上端のループがエルボーの直ぐ上に見えている)。
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オイル・ボトルの [大] [小] に関係無く、新オイルを注入しやすくなった。
運転を始めると圧力でフィルター取付部やフィルターにオイルが回る。全作業完了後、一度運転してから検油棒でオイル・レベルを再確認するのはそのためだ。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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