頑丈なダブル・アクスル(2車軸)のトレイラーに乗ったクリケット。
1984年製フリッカのポートライトは殆どが陸上競技場型楕円形のブロンズだが、この艇は長方形。前オーナーのグレッグが長方形プラスティック製だったものを長期航海に備えブロンズ製に換装した。
今日の写真には見えないがアンカーは標準装備のCQR に加え、XYZ アンカー、およびフック形アンカーを備えている。
プライマリー・アンカー用ロードは径5/16インチのチェイン150フィート+100フィートの三撚りライン。フォアデッキにはアンカー・ロード用手動ウィンドラスも装着。マストに登るためのシステムには [マスト・メイト] を採用、ディンギー(テンダー)はインフレイタブル2杯(Zodiac、WestMarine)を備え、シーアンカーもグレッグの作った [Series Drougues(連結式ドローグ)] を初め二つ用意しているそうだ。
(写真はPSC製434艇中278番 Cricket です。)
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