2014年9月26日金曜日

セレニティー エンジン・メインテナンス エンジン排気口周りの清掃+ミキシング・エルボーの装着

新品のエルボーを装着する前にエンジン排気口周りを清掃。

穴の出口辺りのススをねじ回しの先でやさしく除去しているところ。








[昨日5枚目の写真] を見ると分かるが、エルボー基部の当たる平面は殆どガスケットから移着した銀パラ(スキー板用ワックス)状のコンパウンド。出口は銀パラに少しススが絡んだ混合物、穴の中はススのみが付着している。

最後はレイテックス手袋の指で仕上げ。

穴の中は今回もっぱら指だけで掃除。指を中から外へ動かしてススを除去しているところ。






穴は途中でフォア方向へカーブしている。
















清掃完了。

















ボルト3本に新しいガスケットと新品エルボーを入れ、フォア下側のボルトにはパイプ用吊るし金具とセパレーター・ウォッシャーも入れた。


その上で各ボルトにスプリング・ウォッシャーとナットを入れて締め込み、エルボー装着を完了。














エルボーの冷却排水入り口にエンジン・ブロックからのホースを繋いでクランプで留めたところ。

この後出口側に排気・排水ホースを付け、ウォーター・ロックに繋げば全て完了する。









尚、エンジンの外観だけでは1GM と1GM10(1GM のシリンダーをボア・アップして排気量を多くし馬力をあげたもの)の区別は付き難いが、排気口の上にある白地に緑で印刷された金属ラベルを見ると確実に判別できる。(例えば上から2番目の写真を拡大して見るとラベル一等上のMODEL欄に 1GM10 とあるのが見える。)

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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