売りに出ているザンジバーの続き。
この艇は殆どファクトリー仕様のままで代々のオーナーによる改変が無いと書いてあったが、興しろい趣向も見られる。
コンパニオンウェイ下のアイはブームにべイル(U字型金具)があれば、臨時にミッド・ブーム・シートを設定することも出来そうだ。
その下のインクリノメーターはオーナーが付加したものだろう。左のウィンチ・ハンドル入れはどうだろうか。
コックピット後部、エンジン・ダッシボード下にはエンジン・ストッパーのノブがある。これもファクトリー仕様なのかは疑問。
アワー・メーターは1989年製でもダッシボードの横に付けていたらしい。
尚、80年代末の艇とあって、コンパニオンウェイの差し板は既に4枚式、コンパニオンウェイ両側のトリム板トップ部分はカーブになり、スターンのプルピット・レイルは2段式になっている。
(写真はPSC製434艇中387番目 Zanzibar です。)
⇒ フリッカ・ホームページ