一見普通の初期オープン・レイアウト型STB側セッティー上。
昨日触れた様に天井のライナーは新品に張替え済みだがキャビン側壁のティーク合板もニュー。
ポートライトは全て分解清掃、新しいパッキンを噛ませたという。
12V配電盤の下には右からいずれも新品のVHF、Bluetoothとリモート付きのClarionステレオ、ビルジの高水位アラームが並ぶ。
一昨日DC配線を全て新品にしたと書いたが、同時に新しいACシステムも設置。陸電受けコンセント、配電盤、配線、室内の陸電コンセント、20AMPバッテリー・チャージャー等全てニュー。
左舷側のギャリー。
左端の蓋を開けると2口のForce 10プロパンコンロが現われる。
このコンロを含め、コックピットのバーベキュー用グリル、タンク、タンク格納庫、配管等、プロパン設備一式も新調した。
これだけのことをやっておきながら1年ちょっと後、あまり乗らないからと売りに出したのはオーナーの年齢、または健康上の理由があるのだろうか。
この艇が$34,700で高いと思うかどうかはフリッカを探している人次第だ。1~2年フリッカを体験してそのまま売りに出すことを考えている人には高いだろう。手頃な値段の艇を買って乗りながら自分で少しづつでも直すことを楽しみたいと考えている人にも不向き。当初あまり手間をかけず10年或いはそれ以上乗りたいと考えている人には良いかも知れない。
いずれにしても、投資したお金を売る時に全額回収しようと考える事が現実的でないことは、この艇のオーナーが合計$48,000かけた(税金、係留料など除く)この艇を$34,700で売りに出していることからも明らかだろう。
(写真はPSC製434艇中126番 Salty Dink です。)
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