ビマイニを装着したフリッカは他にもある([例 A]、[例 B]、[例 C] )が、小型艇ではブームが比較的低い位置に来るため帆走中に広げるのは難しい。しかし係留中は熱い日差しを避けるために重宝する時もあるはず。
ブームをサイドに出して広げたビマイニ。
中に大人が座っているが、頭上スレスレだ。上記 B、C の例では位置を少し前にずらし、バックステイに邪魔されることなくもう少し高く設定できているようだ。一方例 A では2本のバックステイをラップする作りにして後ろの位置ながら丈を高く出来ている。この艇もA同様ステイをラップする形になっているようだが、横からの日差しを防ぐためにわざと低目に設定してあるのだろうか。
尚、この艇は1984年製ながらポートライトがプラスチック製。
(写真はPSC製434艇中、番数不詳、1984年製 Carina です。)
⇒ フリッカのリグ