オープン・レイアウト型の初期艇らしくエレクトロニクスは右舷側にまとめてある。
左VHF、右ステレオ。
棚に装着された落下防止用の木のレイルは後付け。
バルクヘッドの隣にある配電盤。これも [当時のファクトリー製品] とは異なる。
下の写真はコンパニオンウェイ・ステップ。ブリッジ・デッキが無く、コンパニオンウェイが深い初期艇でのスタンダード型だ。
下中央に見えるのは手動ビルジ・ポンプ。赤いのはバッテリーのマスター・スイッチ。
ソール(床)に近い部分に6個の孔らしきものが見える。内側二つは塞がれている。用途は不明。径の大きい外側計4個は今でも貫通している。水がキャビン内に入った場合ビルジへ排水されるように開けたものと思われる。
ソールはノン・スキッドのファイバーグラスのまま。後年のフリッカはこの上にティークの薄板が貼り付けてある。
(写真はPSC製434艇中009番目 JoEllen です。)
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