セッティーに背もたれのクッションは無いようだ。目立つのは整然と並ぶドアや引き出し。
ファイバーグラスのイナー・レイヤーとハルの間のスペースを使いやすい収納スペースとしてフルに活用できるようになっている。
これだけ収納スペースが小分けされていれば、長期航海でも艇内がきちんとオーガナイズできそうだ。
セッティー・クッションの下も収納スペースだ。一部清水タンクになっているかも知れない。
一昨日見たVバースのフィラーの下にもドアが見える。
とにかく使い勝手はすこぶる良さそうだ。自艇をここまで好みに仕上げるには大変な時間がかかったことだろう。このフリッカは今売りに出ているが、艇を手放さなくてはならない余程の事情ができたのではと想像する。
(写真はPSC製434艇中、番数不明、1980年製 Lelia Byrd です。)
⇒ フリッカ・ホームページの歴代カバー写真