その後は風が強くなるに連れゲイル(34~47ノット)、ストーム(48~63ノット)、ハリケーン(64ノット~)の各ウォーニングとなり、旗の [数と種類] が変わる。


アメリカのオールド・ソールトたちは言う。『強風の中でしか強風の経験は積めない。』
尚、このアドヴァイザリー/ウォーニング・システムはナショナル・ウェザー・サービス(NWS)という日本で言えば気象庁みたいな役所が管轄していたが1989年2月15日に廃止された。廃止される時はヨット・クラブなどから廃止反対の声も多く聞かれたが、公式には廃止されても各コースト・ガードのステーション、クラブなどがそれぞれシステムを継続して旗を掲げることは禁止されなかったのでその後も一部では旗を見かけることもあった。
その後コースト・ガードが2007年6月1日を以ってこのシステムを特定のステーションで公式復活。しかし現代においてはNWSのウェザー・ラジオに加え、そのウェブサイトでも詳しい気象/海象情報が確認できるので、実際に風にはためく赤旗は狭い区域の人たちしか視認できないシンボル的な存在にすぎないかも知れない。
それでも今ではこの赤旗がNWSのウェブサイトにも掲出されたりして、視覚的に注意を喚起しやすいフラッグ・システムの真髄は生きている。
(写真はいずれもPSC製434艇中314番目 Rowdy です。)
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