例によってPSC製フリッカ初期艇のコックピット排水口はラダーを挟んで両舷の喫水に近いところにある。
追い波の場合、逆流して水がコックピットに入って来る事があるとUSフリッカグループのメンバーが言っていた。
初期艇なのでバックステイはスターン右舷側にあるミニ・バンプキンに装着のオフ・センター型。
ラダーを囲むSS製のフレームは特製。必要に迫られてウィンドヴェイン自動操舵装置用にこれに類したものを付ける例はいくらでもあるが、純粋にラダー保護用として装着してあるフリッカはこの艇だけではないだろうか。
(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、PSC作成初代モールドによる Fairwinds です。)
⇒ フリッカのリグ