フェアウインズの両舷クォーターを見てみよう。
STB側。
画面右、セッティーの奥に見えるのがクォーターへのアクセス口。
右下に合板製のエンジン・カバー兼コンパニオンウェイの階段が見える。ドアの左上に見えるのは配電盤。
ドアを開けてクォーターの中(通常個室ヘッド後方のウェット・ロッカーになっているスペース)を覗き込む。
ホールディング・タンクは見られない。壁に装着してあるのはGuestブランドの15アンペア2バンクのバッテリー・チャージャー。
ポート側。
クォーター・バースは物置に使っているだけのようだ。
クォーター・バース内。
奥の黒いホースはエンジンの排気・排水用だろう。
手動ビルジ・ポンプの配管が今ひとつ判然としないが、手前に伸びている白いホースがビルジからのホースで、奥の細く見える白いホースが艇外への排水用と思われる。トランサムのかなり高い位置から出すようになっている。しかし、ビルジからなぜわざわざこんなに回り道してポンプに配管しているのだろう。
しかも画面右上からトランサムのスルーハルにもう一本白い配管が伸びているが、これが一体何用なのか不明。殆どストレートで追い波の場合、水がトランサムから艇内に逆流する可能性が大きい。
外から見ると左舷の高い位置にビルジ排出口、中間の位置にこの正体不明の排出口、喫水近くにSTB側コックピットからの排水口が [階段式に並んでいる] (2枚目の写真、左舷側参照)。
(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、PSC作成初代モールドによる Fairwinds です。)
⇒ フリッカ・ニューズレターのアーカイヴ (航海、メンテ、改修、ハウ・ツーなどの記録。)