2010年11月18日木曜日

セイラー

アメリカの何処かで帆走中のPSC製フリッカ、セイラー(スペルは Sailor ではなく Salar )。コックピット上にうまい具合にビマイニを付けているのでフロリダかどこか南部の海域かも知れない。

良く見るとメイン・シートはミッド・ブーム型だ。ブーム・エンド・シーティングだったらこのようなビマイニ装着は恐らく無理だろう。

ワーキング・ジブ(100%ジブ、#2ジブ)は色物。メインはセイル・マークを見るとハルの部分がソリッドになっている(フリッカのセイル・マークについては [こちら][こちら] を参照)。両セイルとも何代目かのオーナーが新調したのだろう。






ポートライトはプラスチック製の長方形。セイラーのハル番号は292。292と言えばハル製作時期は1984年6月頃だ。その当時でもまだこの型のポートライトがあったとは驚きだ。キット・ボート(オーナー・コンプリーション・ボート)だったのだろうか。

ちなみにセレニティーは#295、1984年7月製。

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余談だが、青いジブだと遠くから見てもこの艇と特定しやすいだろう。小生のマリーナにフリッカではないが艇の視認性を高めるためにトランサムだけ真っ赤に塗ってある艇がある。その艇はレース時多数の艇の群れの中にいてもすぐ分かる。単独で走っている時は2マイル後方からでもはっきり確認できる。無論、両方のセイルを [タンバーク色] にすればそれだけで目立つかも知れない。

(写真はPSC製434艇中292番 Salar です。)
USヤフー・フリッカ・グループ