2010年11月2日火曜日

コックピットのないフリッカ - リストア進行中 11

前回、コックピット排水口の孔はコックピット前方、即ち [ブリッジデッキのすぐ下という理解] で書いていたが、実は孔の位置はコックピット後方である事が判った。

孔周辺部にさらにファイバーグラスを積層している。

興しろいことに、画面左の孔に見えるストレイナーは仮のものだったようで、コックピット・シート上にあるものが本装着用。










本装着用ストレイナーの拡大。

逆様に置いてある。これだけ段があるとフィットが大変そうだが、径の一番大きい部分はフランジとしてコックピット・ソール(床)上に残り、二段目から先が孔に入るようだ。

後方にあるのは [ホール・ソウ] で切り取ったソール。




ストレイナーをエポキシで接着固定。
















木のブロックで上から圧力をかけ密着させている。

どうやらこの時点ではストレイナーの円盤がソールより僅かに高いのでできる芸当のようだ。











これがコックピットの前方。孔は開いていない。








写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、1980年製フリッカです。)
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