昨シーズン、オリエンタル近辺をクルーズした時の写真と思われる。
ノー’スター製なのでコックピット・コーミングはキャビンサイドと直列でストレートに後方へ伸びている。
オーナーがサイドデッキへの出入りがしやすい様に腐心したという丸味のあるドジャー。
着岸直後だろうか、トランサム右舷下の海面がざわついている。エンジンをクーリング・ダウン中の様だ。船内機は1GM10 。
別の場所。
尚、ハル、デッキ等の造りからしてこの艇のリストア前の姿が [こちら] であることはほぼ間違いない。
ハルやスーパーストラクチャー(キャビンを含むデッキ上の造作物)だけでなく、ポートライト(窓)、ボブステイのチェインプレイト保護用と思われるバウ(ステム)下部のべイル状U字型金具等細部まで共通している。
もともと [船外機仕様だった] この艇のキール(スケッグ)にわざわざ船内機用プロペラ・アパチャーを切り込み、シャフト孔を開けて1GM10 を搭載したのだから改修にかけたオーナーの決心の固さが偲ばれる。
昨年4月の [パグル時代の写真] では未だプロペラ・アパチャーが確認出来ないので船内機関係の作業をしたのはその後の事で、それを完工させてクルーズに出たのだろう。
(写真はNor'Star 1976年製、ハルID ncz45918j476、Pollywog、旧名 Puggle です。)
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