スウィム・ラダー(ladder)、つまり海面から艇に上がるための梯子。
常設だがスターンではなく左舷側コックピット横に付けてある。
オーナーによると此処の方が艇が安定し乗降しやすいという。(逆にトランサムに装着した方が安定するという人もいる。)
筆者の個人的意見としてはスウィム・ラダーは常設ならスターン、臨時ならサイドに付けるのが良いと思う。
この常設梯子の位置はサイドとは言え乗降時直接コックピットへの出入りを意図しているらしくコーミングの横。
しかし此処では帆走時やドックからの乗降時など何かと邪魔でしようがないだけでなくトラブルの素になり兼ねない気がする。
また不意の落水時に海面からラインを引っ張って展開させるために常設しているのならどちらの舷からもアクセスしやすいスターンに付けている方が良いだろう。艇が動いている場合など特にそうだ。
セレニティーでは [着脱式ラダー] をこの画面で言うともっと手前(フォア)のサイド・デッキ部分に付ける。
そうすると着脱式ラダーでも安定し、またラダーに乗った時艇が程良くヒールするのでディンギーや海面からデッキまで直ぐで乗降しやすい。
(写真はPSC製434艇中、433番目 Ballo Liscio です。)
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