ワシントン州のウィンドワード・ピルグリム。オーナーのジョン・ヘイズン・Jrはこの艇で20年程前ハワイからすぐ北隣りのカナダ、バンクーバー島まで太平洋をシングルハンドした。
ポート・タウンゼントの [ポイント・ハドソン] 沖を帆走中。
ウィンドヴェインが見えるがこれは材料費約200ドルの自作品。ハワイからの航海時にも使用。(作り方は [こちら] を参照。1ページに写真、2、5、6ページに記事、写真、図解がある。)
ハワイから移動したのはハワイの新しい法律で長期に錨泊しリヴ・アボード出来る湾が制限され、それまで停泊していた場所をベースに生活出来なくなった事。美しい無数の島々、湾、入り江に恵まれ、クルーズ先が無尽蔵、かつボーターたちに理解のある地域としてパシフィック・ノースウエストを選んだという。
下の写真は昨2013年5月初旬、[バンクーバー島] 一周に出発するところ。
艇名下の母港名が未だにカニオヘとなっているのでどこへ行っても話しかけて来る人には不自由しないだろう。
まるまるひと夏100日をかけてゆっくり回ったバンクーバー島一周記は発行されたばかりの [フリッカ・フレンズ最新号] に掲載されている。
(写真はPSC製434艇中022番 Windward Pilgrim です。)
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