今回は以前から見たいと思っていたインテリアの写真も4点出されていたので早速拝見。
シーリング(天井)には手摺りが付いている。その隣り、チャート(海図)を収めるシリンダー(筒)用の収納孔は今は無用とあって、間にVHFラジオが仕込んである。
興しろいのはこの艇がノー’スター製であるにも拘わらず、ポートライトとポートライトの間に見える配電盤がPSCのマークの付いたPSCスタンダード品であること。何代目かのオーナーがアップデートに当たってPSCから取り寄せたのだろう。
ポート側バルクヘッドにはテーブルが折畳んであるようだ。
テーブルを降ろした時の周りのアクセスを良くするためか階段の造作がユニーク。
両舷のセッティー共にアイル(通路)側には着脱自由のクッション付きのバーを仕込み、人が横になった場合滑り落ちないようになっている。所謂リー・クロースの役割を果たす物。(STB側は寝る時だけ背もたれになっているものを外して通路側に付け替えるのかも知れない。)
それにしても大人が横になる長さは無い様だから恐らく子供用バースだろう。
(写真はNor'Star製フリッカ20艇中、番数不詳、1976年製 Visions です。)
⇒ フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ。(全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック。)