2012年6月16日土曜日

セレニティー スターン・アンカー用チョック位置の検討

スターン・アンカー用のチョックを探していたが、このバウ・チョック各舷1個あて、計2個を購入した。

バウ・チョックはこのようにラインが斜めに走るようになっている。








バウ両舷から前方に係留ラインを取りやすいようにするための形状だが、スターン・アンカー・ラインに反対舷からもう1本のライン(スナッバー・ライン風)をかけ、ラダーを抱えるように逆Y字型にセットするのにも好都合。

別アングル。












位置はまだ検討中だが、チェインプレイトのアウトボード側(画面左側)の方が良いかも知れない。

同じSTB側コーナーをコックピット・ロッカー内から見上げたところ。

下にチェインプレイトが見える。




チェインプレイトのすぐ上、ところどころ茶色いファーバーグラスが剥き出しになった部分がハルとデッキの代を重ねたジョイント部で、所々スルーボルト+ナットで締めてあるのが見える。チョック装着場所は装着用ファスナー(金具)がこれら既存のファスナーとかち合わない場所でなければならない。これらのスルーボルト+ナットは上からはティークが乗っているために見えない。

ちなみに、ハルとデッキの代を重ねたジョイント部はサイド部に比べスターン部の幅が狭いように見えるが、実はそれはトランサムのファイバーグラスの厚みが1インチ以上と格段に厚いためだ。

チョックは出来るだけスターン・ティークの外側エッジ近くに付けたいのでこの厚いファイバーグラスのトランサムの上に装着することになる。ファスナーとしてスルーボルト+ナットを使うのは無理だ。チョックとティークの間に3M5200を塗布して、ちょうどティークを突き抜けるか抜けないかという位の長さのSS製木ネジで留めることになりそうだ。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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