パシフィック・シークラフトがフリッカを造り始める前のノー’スター製フリッカ20艇中最後の1艇、モトゥがまたマーケットに出された。
この艇は既に何回も取り上げたが、今回もまた新しい写真が撮影されているのでそれらを見ていこう。
2対のブラウネル・スタンドにサポートされて立つモトゥ。
この艇も船外機仕様でプロペラシャフト、プロペラ用のアパチャーは無い。
当年36歳とは思えない。
バウスプリット右舷横に装着した頑丈なバウ・ローラーにアンカーを格納。
トウ・レイルはアルミ製。孔が一杯あるのでシャックル、プリヴェンター、その他のものを固定するのに何かと便利。
ハルの外側、トップ部分にラビング・ストレイク風ティーク・トリムを装着し、アルミ製トウ・レイルの機能性と木造艇風のクラシックな外観を両立させている。
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尚、トランサムに元々のホーム・ポートであるSFベイ・エリアのアラミダの港名が見えるが、現在地はロサンジェルスから北に上った、ノー’スター・ファクトリーのあったサンタバーバラ。
(写真はいずれもNor'Star製フリッカ20艇中20番 Motu です。)
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