2010年6月13日日曜日

エコー・フレンドリーなヘッド

以前エアーヘッドと呼ばれるエコー・フレンドリーなヘッド(トイレ)搭載のフリッカについて書いた。使用時に大と小を分け、小は気密のタンクに、大はコンポースト・タンクに入れて有機的に土に返すというヘッドだ。

そのフリッカのレイアウトはいわゆるオープン・レイアウト型で、[エアーヘッドをVバースに設置] していたが、一昨日見た [ニーナ] のオーナーは個室中のマリーン・ヘッドをエアーヘッドに換装した。

換気(エアー抜き)用の通気口を船体のどこに開けるかは、エアーヘッド装着の際のひとつの大きな問題だが、ニーナでは個室ヘッドの換装時、この問題をうまく解決している。

通常のヘッドより少し高く少しフットプリントが大きい。

下前方にある小用(液体用)タンクは満杯で5~6kg。大用のコンポースト・タンクは、丸々1年使っても満杯にはならないという (シーズン中のセイリングや2~3週のバケーションを含む通常の使用頻度の場合)。

今までのクルーズには必ず3~4日毎にパンプアウトできるよう、設備のあるマリーナを事前に調べて旅程に組んでおく必要があったが、それから解放された。




ヘッドの臭いは一切ない。

右舷の壁に向かって伸びているグレーのホースが換気ホース。














ホースはヘッド後ろの収納スペースを抜け、ハルの内側に沿ってコックピット・ロッカーの中へ。

ハルにねじ止めした黒いタイを使ってハルに固定している。手前の接合部にあるものは0.08 ampの換気扇。



換気扇はエポキシでハルに接着した合板に装着。換気扇のスイッチは常時オンにしておく必要があるが、仮に陸電などでバッテリーを全く充電しなくても少なくとも2週間はバッテリーがあがることはないという。(エアーヘッドではソーラー・パネルを利用して充電する換気扇も売っているそうだ。)

ホースはトランサムに開けたスルーハルに接続。







追波などで外から水が浸入することがないように、一度コックピット・コーミングの中へ大きく上昇させている。

外はシェルでカバー。

















通常のヘッドのためのマーシレイター、配管、およびタンクは全て取り払ったので、収納スペースが大きくなった。


尚、ボトルの後ろにあるのは陸電によるバッテリー充電用のAC/DCコンヴァーター。

他の写真や設置方法など詳しい説明はPDFファイルにまとめられている。USヤフー・フリッカ・グループ・サイトの「ファイル」の中にポストされているが、コピーして日本のフリッカ・グループ・サイト(リポジトリー・サイト)にもポストしておいた。

追記: 20数時間後、フリッカ・ホームページでも読めるようになった。下3番目のリンク。

(写真はいずれもPSC製434艇中424番、1994年製の Nina です。)
USヤフー・フリッカ・グループ
日本ヤフー・フリッカ・グループ
フリッカ・ホームページにある同記事