3週末連続で雨天だったため久し振りの出航。思いは同じか、出ているセイルボートの数が多く、賑やかで良い。
この5ヶ月の雨で旱魃が先週公式に終了した。もうそろそろ長い雨季が終わっても良い頃だ。
1:40pm、それまで5ノットの北北西の風が西寄りの10ノットとなる。夏パターンでビルドアップしている。2:00pm位までにフルになるはず。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ブローシュア (8頁版)
2011年4月5日火曜日
2011年4月4日月曜日
シャンティーのガソリン・タンク
シャンティーは船外機仕様。
船外機仕様フリッカでは通常このようにコックピット後部に専用ラザレットを造作してありこの中にタンクを格納している。
初期PSCフリッカではコックピット排水口がコックピット後部にあるので万が一ガソリンや気化したガソリン(空気より重い)が漏れてもそこから艇外に排出される。船外機用タンク設置場所としては理想的だ。
こちらはコックピット下のスペース。
船内機仕様艇ではエンジン・ルームになっているが、シャンティーではここにも特設大型タンクを備えている。
船外機のガソリン・エンジンはディーゼルの1GMと比べ、1時間あたり約4倍の体積の燃料を使う。
この特設タンクはクルーズではおおいに役立つだろう。
手前の12Vバッテリー2個はコンパニオンウェイから、タンクはコックピット・ハッチからアクセスしやすい。
それぞれこの位置なら燃料タンクが満杯の時も空の時も、アスワートシップ(右舷左舷方向)、ロンジテューディナル(船首船尾方向)、それぞれの艇のトリムに影響が少なく対処もしやすい。
しかしこの場所だとガソリンが漏れた場合排出口が無く、危険だ。外への排出口の確保と漏れて気化したガソリンを強制換気できるブロウアーの設置は必須。既に手当て済みなのだろうか。
またバッテリーからは何かの手違いでスパークが出ないとも限らない。ガソリン・タンクの隣に置くのは避けるべき。バッテリーは船内機仕様艇のようにSTB側コックピット・ロッカー内に移動したらどうだろう。
(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、1980~83年頃製 Shanti です。)
⇒フリッカ・データベース
船外機仕様フリッカでは通常このようにコックピット後部に専用ラザレットを造作してありこの中にタンクを格納している。初期PSCフリッカではコックピット排水口がコックピット後部にあるので万が一ガソリンや気化したガソリン(空気より重い)が漏れてもそこから艇外に排出される。船外機用タンク設置場所としては理想的だ。
こちらはコックピット下のスペース。船内機仕様艇ではエンジン・ルームになっているが、シャンティーではここにも特設大型タンクを備えている。
船外機のガソリン・エンジンはディーゼルの1GMと比べ、1時間あたり約4倍の体積の燃料を使う。この特設タンクはクルーズではおおいに役立つだろう。
手前の12Vバッテリー2個はコンパニオンウェイから、タンクはコックピット・ハッチからアクセスしやすい。それぞれこの位置なら燃料タンクが満杯の時も空の時も、アスワートシップ(右舷左舷方向)、ロンジテューディナル(船首船尾方向)、それぞれの艇のトリムに影響が少なく対処もしやすい。
しかしこの場所だとガソリンが漏れた場合排出口が無く、危険だ。外への排出口の確保と漏れて気化したガソリンを強制換気できるブロウアーの設置は必須。既に手当て済みなのだろうか。
またバッテリーからは何かの手違いでスパークが出ないとも限らない。ガソリン・タンクの隣に置くのは避けるべき。バッテリーは船内機仕様艇のようにSTB側コックピット・ロッカー内に移動したらどうだろう。
(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、1980~83年頃製 Shanti です。)
⇒フリッカ・データベース
2011年4月3日日曜日
釣竿収納ラック
シャンティのキャビン内、STB側の天井に仕込まれた釣竿用ラック。
入口の幅をそれぞれ竿の太さに合わせてある。
(ブロンズ製ポートライトもティークの台座が付いていることからファクトリー仕様ではなく、プラスチック製だったものを自分で換装したものであることが分かる。)
スターン側のラックは孔の並んでいる差込式。
オーナーにとって釣りはリブ・アボード・ライフスタイルの一部なのだろう。
尚、スーパーストラクチャーが木で出来ている Nor'Star 製フリッカには同じスペースを [チャート(海図)棚] や [ボート・フック] を仕舞う場所として使っている例がある。
(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、1980~83年頃製 Shanti です。)
⇒ フリッカ・ニューズレターのアーカイヴ (航海、メンテ、改修、ハウ・ツーなどの記録。)
入口の幅をそれぞれ竿の太さに合わせてある。(ブロンズ製ポートライトもティークの台座が付いていることからファクトリー仕様ではなく、プラスチック製だったものを自分で換装したものであることが分かる。)
スターン側のラックは孔の並んでいる差込式。オーナーにとって釣りはリブ・アボード・ライフスタイルの一部なのだろう。
尚、スーパーストラクチャーが木で出来ている Nor'Star 製フリッカには同じスペースを [チャート(海図)棚] や [ボート・フック] を仕舞う場所として使っている例がある。
(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、1980~83年頃製 Shanti です。)
⇒ フリッカ・ニューズレターのアーカイヴ (航海、メンテ、改修、ハウ・ツーなどの記録。)
2011年4月2日土曜日
カヤック・ラック
[リトラクタブル(格納式)バウスプリット ] を備えたフリッカ 『シャンティー』 はリブ・アボードやロング・クルーズで不自由しないよう、生活をサポートするための仕掛けに事欠かない。
STB側には軽量カヤックを収納する特製ラック。
ラック自体が艇にどのように装着されているのか不明。カヤックはアウトボード側をラックの前後2本のアーム、インボード側をスタンションやチェインプレイトでサポートしているようだ。
セイル・トリミングにも幾分影響はあるだろう。しかしセイルがカヤックに当たって擦れることだけは何とか避けたいものだ。
(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、1980~83年頃製 Shanti です。)
⇒ フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ。(全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック。)
STB側には軽量カヤックを収納する特製ラック。ラック自体が艇にどのように装着されているのか不明。カヤックはアウトボード側をラックの前後2本のアーム、インボード側をスタンションやチェインプレイトでサポートしているようだ。
セイル・トリミングにも幾分影響はあるだろう。しかしセイルがカヤックに当たって擦れることだけは何とか避けたいものだ。(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、1980~83年頃製 Shanti です。)
⇒ フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ。(全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック。)
2011年4月1日金曜日
ラニング・バックステイ
ギャーフ・リグのフリッカは意外と少なくない。クラシックな姿が好まれるのだろう。ギャーフ・リグはマストが低く、ブームは長く、セイル面積は広い。
しかし長いブームがトランサムよりも後方に突き出ているので、マルコーニ・リグに見られる [固定式のバックステイ] はいずれも使えない。
代わりにメインスルの邪魔にならないようにステイをタイトにしたりレイジーにしたりできるラニング・バックステイを使う。
(アメリカではアメフト流に洒落てラニング・バックと呼ぶセイラーも多い。)
マストトップに装着したラニング・バックステイ上部はワイヤー・ステイ。
下部はラインで、メイン・シートのセットアップ同様、フィドル・ブロック2個(1個はキャム付き)で締め込みを調整できるようになっているのが普通(⇒ [図解例] )。
この艇 『ベン・メイン・ジュニア』 ではワイヤー・ステイのアイに短いペンダントを付けてバンジー・コードを装着し、フォアへ引っ張っている。
両舷とも同じセットアップ。
ギャーフ・リグ・フリッカではラニング・ステイ下端を何処にでもセットしやすいように、キャップ・レイルはティークではなく定間隔に孔の開いたアルミ製を装着しているようだ。
ラインは通常帆走時以外は緩めてレイジーな状態。
帆走中は当然ウェザー・サイド(風上側)のステイを締め込む。
同上。
[このページ1枚目の写真] で下りのリー・サイドの緩め具合が分かる。真下りの場合はギャーフとブームの付いたメインがフリーに動けるようにバックステイを存分にレイジーにする必要がある。ラインをレッ・ゴー(解放)しても前方のバンジー・コードのおかげで上部のワイヤー・ステイが暴れることはない。
***
[こちら] は別のギャーフ・リグ・フリッカ。 ビーム・リーチでリー・サイドのステイも締め込んだまま。カター・リグだが、イナー・ジブ(ステイスル)用のラニング・バックステイは装着していないようだ。
(写真はいずれもPSC製434艇中315番目 Ben Main, Jr. です。)
⇒ フリッカのリグ
しかし長いブームがトランサムよりも後方に突き出ているので、マルコーニ・リグに見られる [固定式のバックステイ] はいずれも使えない。
代わりにメインスルの邪魔にならないようにステイをタイトにしたりレイジーにしたりできるラニング・バックステイを使う。(アメリカではアメフト流に洒落てラニング・バックと呼ぶセイラーも多い。)
マストトップに装着したラニング・バックステイ上部はワイヤー・ステイ。下部はラインで、メイン・シートのセットアップ同様、フィドル・ブロック2個(1個はキャム付き)で締め込みを調整できるようになっているのが普通(⇒ [図解例] )。
この艇 『ベン・メイン・ジュニア』 ではワイヤー・ステイのアイに短いペンダントを付けてバンジー・コードを装着し、フォアへ引っ張っている。
両舷とも同じセットアップ。ギャーフ・リグ・フリッカではラニング・ステイ下端を何処にでもセットしやすいように、キャップ・レイルはティークではなく定間隔に孔の開いたアルミ製を装着しているようだ。
ラインは通常帆走時以外は緩めてレイジーな状態。
帆走中は当然ウェザー・サイド(風上側)のステイを締め込む。
同上。[このページ1枚目の写真] で下りのリー・サイドの緩め具合が分かる。真下りの場合はギャーフとブームの付いたメインがフリーに動けるようにバックステイを存分にレイジーにする必要がある。ラインをレッ・ゴー(解放)しても前方のバンジー・コードのおかげで上部のワイヤー・ステイが暴れることはない。
***
[こちら] は別のギャーフ・リグ・フリッカ。 ビーム・リーチでリー・サイドのステイも締め込んだまま。カター・リグだが、イナー・ジブ(ステイスル)用のラニング・バックステイは装着していないようだ。
(写真はいずれもPSC製434艇中315番目 Ben Main, Jr. です。)
⇒ フリッカのリグ
2011年3月31日木曜日
スパーキー - オン・トレイラー
一昨日のフリッカ、[スパーキー] 。 現オーナーのジムはスパーキーに10年以上乗ってきた。
航海灯は初期タイプでステム上部両側に付いている。
バックステイは右舷側にミニ・バンプキンで張り出したオフ・センターの1本式。ラダー両側にある孔はコックピットからの排水口。
いずれも初期PSCフリッカの特徴。
初期フリッカにはマスト・アーチ下のポスト(柱)がないので室内のオープンさが強調される。
Vバース上の収納キャビネットのドアが後のPSCスタンダードのドアより小さめ。
ポートライト(窓)は全6個とも、厚さ1/2"のアクリリック。フレームは特注の厚さ1/8"SS製。固定式。
コンロ下が引き出しではなくルーヴァーのドアになっているのもPSC初期艇の特徴。ギャリー前のカボード(棚)は独特のオープン型。
バウスプリットとキャビントップのハンド・レイルは個性的な紅色のウッド。
マホガニーにしては赤すぎるし、名前も真っ赤な [ブラッドウッド] 、それとも [パープルハート] だろうか。ファクトリー製ではなく、後で換装されたものと思われる。
スタンディング・リギングはシャックル、ピン、ターンバックル等を含み全て2007年に換装。
トレイラーも2009年にベアリング、リム、タイヤ、ブレーキを換装する等、メンテに怠りは無い。
尚、Vバース下一等手前の収納(両舷側とも)、スターボード側セッティー下の収納、いずれもそのままフタ部分を厚さ1/2"のアクリリック板でカバーし、清水タンクとし、この3つのタンクからの配管をシンク下でマニフォールドに繋いだ後、活性炭のフィルターを通し、フット・ポンプで汲み上げるようにしてあるそうだ。容量は〆て約35ガロン(約140ℓ)。スパーキーは船外機仕様なのでセッティー下の燃料供給+リターン・ライン配管の心配はない。
(写真はいずれもPSC製434艇中058番 Sparky です。)
⇒ フリッカ・ホームページの歴代カバー写真
航海灯は初期タイプでステム上部両側に付いている。
バックステイは右舷側にミニ・バンプキンで張り出したオフ・センターの1本式。ラダー両側にある孔はコックピットからの排水口。いずれも初期PSCフリッカの特徴。
初期フリッカにはマスト・アーチ下のポスト(柱)がないので室内のオープンさが強調される。Vバース上の収納キャビネットのドアが後のPSCスタンダードのドアより小さめ。
ポートライト(窓)は全6個とも、厚さ1/2"のアクリリック。フレームは特注の厚さ1/8"SS製。固定式。コンロ下が引き出しではなくルーヴァーのドアになっているのもPSC初期艇の特徴。ギャリー前のカボード(棚)は独特のオープン型。
バウスプリットとキャビントップのハンド・レイルは個性的な紅色のウッド。マホガニーにしては赤すぎるし、名前も真っ赤な [ブラッドウッド] 、それとも [パープルハート] だろうか。ファクトリー製ではなく、後で換装されたものと思われる。
スタンディング・リギングはシャックル、ピン、ターンバックル等を含み全て2007年に換装。トレイラーも2009年にベアリング、リム、タイヤ、ブレーキを換装する等、メンテに怠りは無い。
尚、Vバース下一等手前の収納(両舷側とも)、スターボード側セッティー下の収納、いずれもそのままフタ部分を厚さ1/2"のアクリリック板でカバーし、清水タンクとし、この3つのタンクからの配管をシンク下でマニフォールドに繋いだ後、活性炭のフィルターを通し、フット・ポンプで汲み上げるようにしてあるそうだ。容量は〆て約35ガロン(約140ℓ)。スパーキーは船外機仕様なのでセッティー下の燃料供給+リターン・ライン配管の心配はない。
(写真はいずれもPSC製434艇中058番 Sparky です。)
⇒ フリッカ・ホームページの歴代カバー写真
2011年3月30日水曜日
配管: 給油ラインと燃料タンクのヴェント・ライン
本日で1984年製フリッカの配管シリーズは終わり。
船内機用燃料(軽油)タンクは船首のVバース下にある。
Vバース・クッションを取り外したところ。
一等上の台形のフタの下がタンク。フタ手前側にはフタを開ける時に指を入れる孔と、タンク・トップに付いている燃料ゲージ(メーター)を読み取るための少し大きめの孔が開けてある。
手前4枚のフタは収納スペースへのアクセス口。
フタを外したところ。
アルミ製タンクの上面、左下が燃料ゲージ。その右はタンク製作会社のラベル。
真ん中の大きい円形のフタはタンク内部清掃用のアクセス口。
前方のホース2本中、太い方がデッキからの給油用、細い方はタンク内の気圧を大気圧と同じに保つためのヴェント(通気)ライン。
尚、タンク手前には [以前見た] エンジンへの燃料供給ラインとエンジンからの燃料リターン・ラインが装着されている。
本日主題の給油ラインとヴェント・ラインの各装着口。
共にここからステムに沿って上前方のチェイン・ロッカーへ上る。
チェイン・ロッカー側に出て来た各ホース。
ロッカー底部に重なったロード(ロープ、チェイン)のため見えないが、右舷左舷方向に並んでいたホースは上に行くに従い、左舷方向に傾きつつ細いヴェント・ラインが太い給油ホースの前方に回る。
突然ムサ苦しい姿を見せて申し訳ないが、これで位置関係が分かるだろうか。
下のクッションの下がタンク、その前の白い壁の向こうがチェイン・ロッカー。
Vバース上には収納棚があり、その前方がチェイン・ロッカー上部。ここがチェイン・ロッカーへの唯一のアクセス口だ。
上の写真は5年前、ヴェント・ラインに [燃料・エアー・セパレーター] を仕込んでいるところ。
ヴェント・ラインは燃料・エアー・セパレーター経由でハルの外へ。
(右の陸電コードは無視され度。セレニティーでは110-120Vの船内配線がないので、陸電は必要時にチェイン・ロッカー内に収めているコードをフォア・デッキ右舷側にあるハウザー・パイプから外に出してつないでいる。コードのもう一方の端は艇内に置いたサージ・プロテクターに接続。)
太い給油ホースはデッキ上の給油口に接続。
見ての通りデッキ・フィル(給油口)の方がハルに装着したヴェントより高いところにあるので燃料・エアー・セパレーター未装着の艇では給油時にトップ・オフ、つまり満タン・満ホースにしようとすると、燃料はデッキから溢れる前にヴェントから海面に洩れる。いずれにしろ給油はホースに入る燃料の音の変化に注意しながら行い、無理して入れ過ぎないことだ。
フォア・デッキ左舷側のデッキ・フィル。
左舷スクロールワークの上にあるヴェント(ホースの接続口 = 通風孔)。
尚、アルミ製タンクは経年劣化でピンホール・リークが発生、微量の軽油がビルジへ流れ込むこともあり、[タンクを換装] したオーナーもいる。
(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・スペックのページ
船内機用燃料(軽油)タンクは船首のVバース下にある。
Vバース・クッションを取り外したところ。一等上の台形のフタの下がタンク。フタ手前側にはフタを開ける時に指を入れる孔と、タンク・トップに付いている燃料ゲージ(メーター)を読み取るための少し大きめの孔が開けてある。
手前4枚のフタは収納スペースへのアクセス口。
アルミ製タンクの上面、左下が燃料ゲージ。その右はタンク製作会社のラベル。
真ん中の大きい円形のフタはタンク内部清掃用のアクセス口。
前方のホース2本中、太い方がデッキからの給油用、細い方はタンク内の気圧を大気圧と同じに保つためのヴェント(通気)ライン。
共にここからステムに沿って上前方のチェイン・ロッカーへ上る。
ロッカー底部に重なったロード(ロープ、チェイン)のため見えないが、右舷左舷方向に並んでいたホースは上に行くに従い、左舷方向に傾きつつ細いヴェント・ラインが太い給油ホースの前方に回る。
下のクッションの下がタンク、その前の白い壁の向こうがチェイン・ロッカー。
Vバース上には収納棚があり、その前方がチェイン・ロッカー上部。ここがチェイン・ロッカーへの唯一のアクセス口だ。
上の写真は5年前、ヴェント・ラインに [燃料・エアー・セパレーター] を仕込んでいるところ。
(右の陸電コードは無視され度。セレニティーでは110-120Vの船内配線がないので、陸電は必要時にチェイン・ロッカー内に収めているコードをフォア・デッキ右舷側にあるハウザー・パイプから外に出してつないでいる。コードのもう一方の端は艇内に置いたサージ・プロテクターに接続。)
見ての通りデッキ・フィル(給油口)の方がハルに装着したヴェントより高いところにあるので燃料・エアー・セパレーター未装着の艇では給油時にトップ・オフ、つまり満タン・満ホースにしようとすると、燃料はデッキから溢れる前にヴェントから海面に洩れる。いずれにしろ給油はホースに入る燃料の音の変化に注意しながら行い、無理して入れ過ぎないことだ。
左舷スクロールワークの上にあるヴェント(ホースの接続口 = 通風孔)。尚、アルミ製タンクは経年劣化でピンホール・リークが発生、微量の軽油がビルジへ流れ込むこともあり、[タンクを換装] したオーナーもいる。
(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・スペックのページ
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