2014年1月31日金曜日
テキサスの1979年製フリッカ
この艇は同じテキサスでもヒューストンのメイン・セイリング・グラウンドであるギャルヴェストン・ベイに面した [キーマー] に係留している。
1970年代末のフリッカの特徴については今まで何回も書いたので省略。
フォアワード・ハッチのフレイムはアルミではなく、木製の様だ。
マリーナのパイル(柱)の高さからメキシコ湾岸も干満差の大きい海域であることが分かる。
(写真はPSC製434艇中、番数・艇名不詳の1979年製フリッカです。)
⇒ フリッカ・データベース
2014年1月30日木曜日
テキサスの青いハルのフリッカ
このフリッカは [5年前] に登場した。
撮影日はその時と同日、または同時期の様だ。
場所はヒューストンではなく、南西に下った [コーパス・クリスティー] らしい。
(写真はPSC製434艇中、番数艇名未確認、1980年製のフリッカです。)
⇒ フリッカ・ホームページ
撮影日はその時と同日、または同時期の様だ。
場所はヒューストンではなく、南西に下った [コーパス・クリスティー] らしい。
(写真はPSC製434艇中、番数艇名未確認、1980年製のフリッカです。)
⇒ フリッカ・ホームページ
2014年1月29日水曜日
脇役のフリッカ
MC5168TM とミシガン州の船籍登録番号を付けた本日のフリッカは脇役。(写真はクリックせずに400%に拡大すると見やすい。)外観からして1980年代中期の産。上架場所はパシフィック・ノースウェストのワシントン州の様だ。
写真真ん中は南カリフォルニアのコスタ・メサにあった [Sam L Morse] というヤード製の [ファルマス・カター22] 。
ビーム(船幅)8フィート、キャビン内の床から天井までの高さ5フィート11インチはいずれもフリッカと同じ。しかし、デッキ長22フィート、喫水長20フィート10インチはフリッカより夫々2フィート、2フィート8インチ長い。スペック詳細は [こちら] 。
バックステイはバンプキンに張られ、バウスプリットもフリッカより長く、リグは全体的にフリッカよりかなり大きく見える。
セイル・コンフィグは名前の通りヘッスル2枚のカター・リグが標準。
この写真の艇は昨日見たフリッカの前オーナーがフリッカの後アリグラ24を経て行き着いたファルマス・カター。
(写真中のフリッカはPSC製434艇中、番数・艇名不詳、1980年代半ばのフリッカです。)
⇒ フリッカ・ニューズレターのページ
2014年1月28日火曜日
南カリフォルニアのデンジャラス
この艇は航海灯がステム上部に作り込まれた両舷の凹みにある事、スターン・プルピット・レイルが真ん中部分のみ2段式でバックステイはオフ・センターの1本式である事、並びにポートライトの形状等外観上の特徴から1978~79年頃のPSC製であることが分かる。
オプションによりスライディング・ハッチはティーク、コックピット・コーミングトップもティーク。
サイドデッキのジブ・シート用ブロックはトラックがなく、直接デッキに装着。
バウスプリットの根元にある木のボックスの用途は何だろう。
右舷側キャビントップに置いてあるのはウィスカー・ポールの様だ。
コーミング・トップのウィンチは各舷2個づつ。見えているのは後方のもの。
クリートはさらに後方、スターン・トップにある。
オフ・センターのバックステイ用チェインプレイトはミニ・バンプキン式。
ラダー・トップのブロンズ製キャップに付いているのは旗の竿立て。
(写真はPSC製434艇中、番数不明 Dangerous です。)
⇒ USヤフー!フリッカ・グループ
2014年1月27日月曜日
ニュー・ジャージーの1978年製フリッカ バウスプリット
ファクトリー仕込みのオリジナル(元々)のスプリットか否かは分からないが、気のせいかクランズ・アイアンの前に突き出した最先端部が少し長く見えなくもない。
前方トップにはバッキング・プレート付きのスルーボルトで装着した頑丈なアイが付いている。
画面左に見えるのはフォートレス・タイプのアンカー。
(写真はPSC製434艇中、番数・艇名不詳の1978年製フリッカです。)
⇒ 今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧
前方トップにはバッキング・プレート付きのスルーボルトで装着した頑丈なアイが付いている。
画面左に見えるのはフォートレス・タイプのアンカー。
(写真はPSC製434艇中、番数・艇名不詳の1978年製フリッカです。)
⇒ 今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧
2014年1月26日日曜日
ニュー・ジャージーの1978年製フリッカ コンパニオンウェイ
右舷側に見える鏡はキャビネットのドア。
室内はオープン・レイアウト型。Vバース下にポータポティーが置かれている。
セッティー後ろの棚にストレイクが嵌めてあるのは珍しい。
このスライディング・ハッチに注目。
1978年製など初期艇では [上部に波除けのブリッジ2本のあるタイプ] だった。これは後年PSCから取り寄せて換装したものに相違ない。
(写真はPSC製434艇中、番数・艇名不詳の1978年製フリッカです。)
⇒ www.yachtworld.com SEARCH ボタンの上の欄に Flicka と入力、検索するとリストアップされます。
2014年1月25日土曜日
ニュー・ジャージーの1978年製フリッカ コックピット周り
フリッカではスターン・プルピット・レイルをメインシート・トラヴェラーとして利用している艇が多いが、この艇ではそれがないため、両舷ともスターン・トップにブロックを仕込んである。
クリート下(内側)の木の造作物、及びコーミング・トップの木の造作物の正体は不詳。
自作らしき差し板。ブリッジ・デッキが無いのでコンパニオンウェイが深く、3枚に分けても1枚1枚が大きい。
オートパイロット愛好者の様らしい。
コンパニオンウェイ横には自分で仕込んだ様な板。
純粋な装飾品。
キャビントップにウィンチが無いのでセイルの揚げ降ろしはマストまで足を運ぶタイプ。
航海灯がユニークな位置に付いている。
ブルワークス・トップにはティークではなくアルミのレイル。
(写真はPSC製434艇中、番数・艇名不詳の1978年製フリッカです。)
⇒ フリッカのリグ
クリート下(内側)の木の造作物、及びコーミング・トップの木の造作物の正体は不詳。
自作らしき差し板。ブリッジ・デッキが無いのでコンパニオンウェイが深く、3枚に分けても1枚1枚が大きい。
オートパイロット愛好者の様らしい。
コンパニオンウェイ横には自分で仕込んだ様な板。
純粋な装飾品。
キャビントップにウィンチが無いのでセイルの揚げ降ろしはマストまで足を運ぶタイプ。
航海灯がユニークな位置に付いている。
ブルワークス・トップにはティークではなくアルミのレイル。
(写真はPSC製434艇中、番数・艇名不詳の1978年製フリッカです。)
⇒ フリッカのリグ
2014年1月24日金曜日
ニュー・ジャージーの1978年製フリッカ
1978年はパシフィック・シークラフトが自前のモールドでフリッカを生産し始めた年だ。
この時期のポートはプラスティック製が多いがこの艇では全てブロンズ。一等後ろの大型のものを除き開閉式。
ハルはファクトリーでのジェルコートのままなので、手入れ次第でまた輝きを取り戻しそう。
トランサム左舷側には船外機装着用ブラケット。
興しろいのはスターン・プルピット・レイルが無いこと。
アメリカでは珍しい専用の船台に載せられているが、最後部はお決まりのブラウネル・スタンド。
バウ・プルピット・レイル前面にはフォートレス・タイプのアンカーを吊るせる様になっている。
船内機用のプロペラ・アパチャー(カッタウト)は無い。
スターン喫水線上に見えるのはこの時期のフリッカの特徴であるコックピット・ドレイン(排水口)。この艇にはハルの水面下には1個もスルーハルが無い。
(写真はPSC製434艇中、番数・艇名不詳の1978年製フリッカです。)
⇒ フリッカのスペック
この時期のポートはプラスティック製が多いがこの艇では全てブロンズ。一等後ろの大型のものを除き開閉式。
ハルはファクトリーでのジェルコートのままなので、手入れ次第でまた輝きを取り戻しそう。
トランサム左舷側には船外機装着用ブラケット。
興しろいのはスターン・プルピット・レイルが無いこと。
アメリカでは珍しい専用の船台に載せられているが、最後部はお決まりのブラウネル・スタンド。
バウ・プルピット・レイル前面にはフォートレス・タイプのアンカーを吊るせる様になっている。
船内機用のプロペラ・アパチャー(カッタウト)は無い。
スターン喫水線上に見えるのはこの時期のフリッカの特徴であるコックピット・ドレイン(排水口)。この艇にはハルの水面下には1個もスルーハルが無い。
(写真はPSC製434艇中、番数・艇名不詳の1978年製フリッカです。)
⇒ フリッカのスペック
2014年1月23日木曜日
セレニティー 不要の燃料ライン
エンジン・ルーム左舷側壁にある燃料ポンプからエンジン右舷側にある燃料供給口までの古い燃料ラインの話し。
左舷側の壁。
画面下手前、太く見えるラインは現行の新しい燃料ライン。
画面一等上に切り口の見えているのが使用していない古いライン。
コックピット・ソールの裏側(エンジン・ルームの天井)を這って右舷側(画面左)へ。
並んで走っている細い黒線は燃料ポンプからバッテリー陰極に向かうグラウンド線。1週間前の電線整理の際、相乗りさせてもらった。
右舷側の壁近く。
下に太く見えるラインが現行の新しい燃料ライン。
引き続き右舷側壁の最上部をフォア方向(画面左)に走る。
(現行の新しい燃料ラインはここでは既に画面外下部を走っている。)
古い燃料ラインのエンド。
エンジン・ルームの最前方でカットされている。
恐らく2006年のエンジン換装時、インストーラーが自分で新しいラインを仕込み、古いラインは両端を短くカットして放置したのだろう。
今回電線を相乗りさせてもらった両舷の壁と壁の間の部分だけを残し、右舷側の壁を走っている部分は全てカットして除去した。
削除したライン。
現行のエンジンから燃料タンクまでの燃料リターン・ラインと全く同じ管だ。
燃料ラインの断面。
壁は分厚い。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページの歴代カバー写真
左舷側の壁。
画面下手前、太く見えるラインは現行の新しい燃料ライン。
画面一等上に切り口の見えているのが使用していない古いライン。
コックピット・ソールの裏側(エンジン・ルームの天井)を這って右舷側(画面左)へ。
並んで走っている細い黒線は燃料ポンプからバッテリー陰極に向かうグラウンド線。1週間前の電線整理の際、相乗りさせてもらった。
右舷側の壁近く。
下に太く見えるラインが現行の新しい燃料ライン。
引き続き右舷側壁の最上部をフォア方向(画面左)に走る。
(現行の新しい燃料ラインはここでは既に画面外下部を走っている。)
古い燃料ラインのエンド。
エンジン・ルームの最前方でカットされている。
恐らく2006年のエンジン換装時、インストーラーが自分で新しいラインを仕込み、古いラインは両端を短くカットして放置したのだろう。
今回電線を相乗りさせてもらった両舷の壁と壁の間の部分だけを残し、右舷側の壁を走っている部分は全てカットして除去した。
削除したライン。
現行のエンジンから燃料タンクまでの燃料リターン・ラインと全く同じ管だ。
燃料ラインの断面。
壁は分厚い。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページの歴代カバー写真
2014年1月22日水曜日
セレニティー エンジン・ダッシボードの庇修正後の試着
ダッシボード・カバー(パネル・ヴァイザー)購入前の試着は成功だったが、ヴァイザー装着後ヴァイザーのサイズに合わせて庇(ひさし)の内幅を修正する必要が生じた。
これはその修正後の試着。
ヴァイザーの周りに被さるようになったとは言え、元々ヴァイザー無しのパネルに合わせたデザインなので、庇の厚みなどボリューム不足でバランスが良ろしくない。
厚みを足すなり、一から別デザインで作るなり、やり直しが必要だ。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ (全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック)。
これはその修正後の試着。
ヴァイザーの周りに被さるようになったとは言え、元々ヴァイザー無しのパネルに合わせたデザインなので、庇の厚みなどボリューム不足でバランスが良ろしくない。
厚みを足すなり、一から別デザインで作るなり、やり直しが必要だ。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ (全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック)。
2014年1月21日火曜日
セレニティー 古いアワー・メーター撤去
新アワー・メーター装着に備え、古いアワー・メーターを取り外して取付口の準備。
エンジン・ダッシボード取付口から手を突っ込み、バッキング・プレートのナットを外して背面から押すと簡単に外れた。
(装着用ボルトは上下2本あるが、上の1本しかナットが付いていなかった。)
ダッシボート取付口と違い、シリコン・シーラントが利いていたので造船から30年後でもコア合板の断面は極めて健康。
しかし予防の意味でダッシボード取付口同様 [ハードナー、さらにフィラーで処置] 後、白いヨット・ペイントで仕上げ。
新アワー・メーターの取付日が待ち遠しい。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカの歴史 (History of the Flicka)
エンジン・ダッシボード取付口から手を突っ込み、バッキング・プレートのナットを外して背面から押すと簡単に外れた。
(装着用ボルトは上下2本あるが、上の1本しかナットが付いていなかった。)
ダッシボート取付口と違い、シリコン・シーラントが利いていたので造船から30年後でもコア合板の断面は極めて健康。
しかし予防の意味でダッシボード取付口同様 [ハードナー、さらにフィラーで処置] 後、白いヨット・ペイントで仕上げ。
新アワー・メーターの取付日が待ち遠しい。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカの歴史 (History of the Flicka)
2014年1月20日月曜日
オレゴンのスマグ
フリッカも顔負けする様な一際(ひときわ)キャラクターのあるパワーボート(ツイン・キール艇)の隣に上架された青いハルのスマグ。
外観の各特徴から見てセレニティーと同時期の産と分かる1985年製。
特製の差し板にエアコンらしきものが装着されている(この写真はクリックでかなり拡大するのでご覧あれ)。夏だけ付ける差し板だろうか。
この艇はインテリアにも非常に [特徴的な装備] がなされている。
(写真はPSC製434艇中、番数不明、Smagu です。)
⇒ フリッカ・データベース
外観の各特徴から見てセレニティーと同時期の産と分かる1985年製。
特製の差し板にエアコンらしきものが装着されている(この写真はクリックでかなり拡大するのでご覧あれ)。夏だけ付ける差し板だろうか。
この艇はインテリアにも非常に [特徴的な装備] がなされている。
(写真はPSC製434艇中、番数不明、Smagu です。)
⇒ フリッカ・データベース
2014年1月19日日曜日
バイヨ・リッチオ オン・ザ・ハード
五大湖地方のバイヨ・リッチオの2011年の上架の様子は以前 [掲載した] が、今日の写真はいつのものか不明。
この艇の写真を出したのは他でもない、また [フリッカ・フレンズ最新号(通算55号)] に登場しているからだ。
フリッカ・フレンズ同号には、自作艇 [レッド・ラスカル] の造船シリーズ、[モトゥ(現ルーミン)] のサンタ・バーバラからサンタ・クルーズ島までの航海など、盛り沢山の記事が多くの写真付きで出ている。圧巻はPSC118番艇(旧名タイチー)がリストアされエルザとなって産まれ変わっていく様子。一度目を通され度。
(写真はPSC製434艇中、433番目 Ballo Liscio です。)
⇒ フリッカ・ホームページ
この艇の写真を出したのは他でもない、また [フリッカ・フレンズ最新号(通算55号)] に登場しているからだ。
フリッカ・フレンズ同号には、自作艇 [レッド・ラスカル] の造船シリーズ、[モトゥ(現ルーミン)] のサンタ・バーバラからサンタ・クルーズ島までの航海など、盛り沢山の記事が多くの写真付きで出ている。圧巻はPSC118番艇(旧名タイチー)がリストアされエルザとなって産まれ変わっていく様子。一度目を通され度。
(写真はPSC製434艇中、433番目 Ballo Liscio です。)
⇒ フリッカ・ホームページ
2014年1月18日土曜日
セレニティー アワー・メーター用配線タッチアップ
エンジン・ルームの配線を整理した際、新アワー・メーター装着用各線の準備も行った。
+線、グラウンド線とも、エンドに新しいソケット(機器の極に着脱できるのでディスコネクトと呼ばれる)を装着。
ライト・ブルーの+線は長過ぎる燃料ポンプ用の+線をカットしたものの一部を流用。
双方とも同じ円筒スイッチの陰極から出るので一つのドーナッツ型コネクターに同梱。色も同じで分かり易い。
これからアワー・メーター装着までの約3週間、各差し込みソケットには絶縁テープを巻いて保護しておく。
家のガレージではバッテリーに繋がれた新アワー・メーターが着実に時を刻んでいる。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ニューズレターのページ
+線、グラウンド線とも、エンドに新しいソケット(機器の極に着脱できるのでディスコネクトと呼ばれる)を装着。
ライト・ブルーの+線は長過ぎる燃料ポンプ用の+線をカットしたものの一部を流用。
双方とも同じ円筒スイッチの陰極から出るので一つのドーナッツ型コネクターに同梱。色も同じで分かり易い。
これからアワー・メーター装着までの約3週間、各差し込みソケットには絶縁テープを巻いて保護しておく。
家のガレージではバッテリーに繋がれた新アワー・メーターが着実に時を刻んでいる。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ニューズレターのページ
2014年1月17日金曜日
セレニティー エンジン・ルーム配線 整理後
エンジンとスターンのダッシボードを繋いでいる多数の線を黒いビニール・テープで巻いて束ねた太いライン(昨日の写真参照)は長過ぎるがカットする訳に行かないのでポートサイド側の壁にコイルしてまとめた。
ダッシボードから燃料ポンプへの+線は冗長な分をカットして短くした上、ポートサイド側の壁に這わせた。燃料ポンプからのグラウンド線は逆に2フィート継ぎ足し、コックピット・ソールの裏側を這わせてスターボード側へ送った。
スターンのアワー・メーターからのグラウンド線はスターボード側の壁を這わせてバッテリーへ送った。
これでパッキング・グランドのナット締め作業が毎回やりやすくなる。
この長いエンジン排気・排水ホースを新品に換装する仕事も楽になる。
***
程良い差し板が一枚あればもっと楽だったが、時々この板(シンク横の収納箱の蓋)に腰を降ろして休みながら作業させてもらった。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ USヤフー!フリッカ・グループ
ダッシボードから燃料ポンプへの+線は冗長な分をカットして短くした上、ポートサイド側の壁に這わせた。燃料ポンプからのグラウンド線は逆に2フィート継ぎ足し、コックピット・ソールの裏側を這わせてスターボード側へ送った。
スターンのアワー・メーターからのグラウンド線はスターボード側の壁を這わせてバッテリーへ送った。
これでパッキング・グランドのナット締め作業が毎回やりやすくなる。
この長いエンジン排気・排水ホースを新品に換装する仕事も楽になる。
***
程良い差し板が一枚あればもっと楽だったが、時々この板(シンク横の収納箱の蓋)に腰を降ろして休みながら作業させてもらった。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ USヤフー!フリッカ・グループ
2014年1月16日木曜日
セレニティー エンジン・ルーム配線 整理前
2006年2月、セレニティーはエンジンを1GMから1GM10に換装した。
これがその際のエンジン・インストーラーたちの仕事。
奥にはダッシボード、アワー・メーター、外付け燃料ポンプ用の各配線が絡まり合い、塊りが左舷から右舷に横切る燃料ラインに結び付けられた状態で吊り下がっている。手前には燃料ポンプからのグラウンド線が最短距離で横断している。
ウォーターロックを外し、その下にあるプロペラ・シャフトのスタッフィング・ボックスのメンテ作業(パッキング・グランド=グランパッキンの締め付け調整)を行う時も、煩わしくて仕様が無い。
実際は線の絡まり合いがもっとひどかった。これはとりあえずそれぞれ何の線かが分かる様に一度ばらしてまとめ直した状態。
これから長過ぎるものはカットして短くしたり、脇に束ねたり、逆に短か過ぎるものは線を継ぎ足して邪魔でないところを迂回させるなど、整頓する。
以前からやりたいと思っていたが、毎年のオフ・シーズンに少しづつ進めて来た他のメイジャーなメンテ・改修作業が昨年までで全て終わったので、このオフ・シーズン、ようやく手を付ける順番が来た。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連の品物です。)
⇒ 今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧
これがその際のエンジン・インストーラーたちの仕事。
奥にはダッシボード、アワー・メーター、外付け燃料ポンプ用の各配線が絡まり合い、塊りが左舷から右舷に横切る燃料ラインに結び付けられた状態で吊り下がっている。手前には燃料ポンプからのグラウンド線が最短距離で横断している。
ウォーターロックを外し、その下にあるプロペラ・シャフトのスタッフィング・ボックスのメンテ作業(パッキング・グランド=グランパッキンの締め付け調整)を行う時も、煩わしくて仕様が無い。
実際は線の絡まり合いがもっとひどかった。これはとりあえずそれぞれ何の線かが分かる様に一度ばらしてまとめ直した状態。
これから長過ぎるものはカットして短くしたり、脇に束ねたり、逆に短か過ぎるものは線を継ぎ足して邪魔でないところを迂回させるなど、整頓する。
以前からやりたいと思っていたが、毎年のオフ・シーズンに少しづつ進めて来た他のメイジャーなメンテ・改修作業が昨年までで全て終わったので、このオフ・シーズン、ようやく手を付ける順番が来た。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連の品物です。)
⇒ 今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧
2014年1月15日水曜日
セレニティー エンジン・ダッシボード・カバー装着
1月12日日曜日、エンジン・ダッシボード・カバー(パネル・ヴァイザー)を装着した。
写真では反射があって見辛いがフィットした感じは悪くない。
艇に何か新しいものが付くと気持ちが良い。
下から見るとこういう感じ。
ネジは元々の木ネジを全6本そのまま使うことが出来た。
もっと下から見たところ。
下辺の隙間からエアーが循環する。
青いテープの下辺は [木製の庇(ひさし)] の上辺の来る場所をマークしている。しかし、問題が一つ。
パネル・ヴァイザーは見てのとおりダッシボードよりサイズが大きい。
庇はダッシボードとカバーの差分(特に左右)を計算に入れて修正を加える。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ www.yachtworld.com SEARCH ボタンの上の欄に Flicka と入力、検索するとリストアップされます。
写真では反射があって見辛いがフィットした感じは悪くない。
艇に何か新しいものが付くと気持ちが良い。
下から見るとこういう感じ。
ネジは元々の木ネジを全6本そのまま使うことが出来た。
もっと下から見たところ。
下辺の隙間からエアーが循環する。
青いテープの下辺は [木製の庇(ひさし)] の上辺の来る場所をマークしている。しかし、問題が一つ。
パネル・ヴァイザーは見てのとおりダッシボードよりサイズが大きい。
庇はダッシボードとカバーの差分(特に左右)を計算に入れて修正を加える。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2014年1月14日火曜日
セレニティー アワー・メーター購入
昨12月に書いた様に [造船時のアワー・メーター] が壊れているので、代わりの品を購入。
インド製。
袋の中に見えるバック・プレイトは円形ではなく長方形。
舟艇の他、農場のトラクター等にも使われるので100,000時間まで積算可能。
裏面。画面左側が陽極。右が陰極。
2006年に新品換装したエンジン(1GM10)は既に490時間近く運転しているので、まずその時間になるまで自宅ガレージの隅でポータブルの12Vバッテリーに繋いで数字を積算させる。
アワー・メーターの陽極陰極に12Vバッテリーの陽陰各ケーブルを繋ぐ。
各ケーブルのクリップ同士が接触してショートするのを防ぐため、両極間に非電導の合板を挟み、ガムテープで固定した後、バッテリーのスイッチを入れた。その後、時々チェック。
これは5.6時間経過後。
490時間になるまで1日1回覘くだけでこのまま連続21日間足らず待つ。
艇への装着はその後だ。
以前書いた様に、一番右側の数字(白地に黒字)は0.1時間(6分)毎に繰り上がる。尚、その右の棒の表示は黒と白が0.01時間(36秒)毎に切り替わる。まあ、そこまで気にする必要もない。オイル、防蝕亜鉛、インペラ等の交換、ミキシング・エルボーの掃除その他、エンジン・メンテ時期を知るには、精度単位6分で表示されたアワー・メーターの時間で充分だ。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連の品物です。)
⇒ フリッカのリグ
インド製。
袋の中に見えるバック・プレイトは円形ではなく長方形。
舟艇の他、農場のトラクター等にも使われるので100,000時間まで積算可能。
裏面。画面左側が陽極。右が陰極。
2006年に新品換装したエンジン(1GM10)は既に490時間近く運転しているので、まずその時間になるまで自宅ガレージの隅でポータブルの12Vバッテリーに繋いで数字を積算させる。
アワー・メーターの陽極陰極に12Vバッテリーの陽陰各ケーブルを繋ぐ。
各ケーブルのクリップ同士が接触してショートするのを防ぐため、両極間に非電導の合板を挟み、ガムテープで固定した後、バッテリーのスイッチを入れた。その後、時々チェック。
これは5.6時間経過後。
490時間になるまで1日1回覘くだけでこのまま連続21日間足らず待つ。
艇への装着はその後だ。
以前書いた様に、一番右側の数字(白地に黒字)は0.1時間(6分)毎に繰り上がる。尚、その右の棒の表示は黒と白が0.01時間(36秒)毎に切り替わる。まあ、そこまで気にする必要もない。オイル、防蝕亜鉛、インペラ等の交換、ミキシング・エルボーの掃除その他、エンジン・メンテ時期を知るには、精度単位6分で表示されたアワー・メーターの時間で充分だ。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連の品物です。)
⇒ フリッカのリグ
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