レッド・ラスカルはエアーライン・パイロットが10年掛けて自宅ガレージで建造したもので、出庫の様子は以前 [ポストした] ことがある。
本日の写真は先月末、オーナーがUSヤフー・フリッカ・グループで逸話として披露したもの。上記リンク写真のワン・ステップ前の写真。
見ての通り、ガレージから出庫する時、ガレージの軒を切断。
これだけでは出庫できず、艇のメイン(スライディング)ハッチも外して、やっとギリギリ出すことが出来たそうだ。
これに似た例は良くある。例えば自宅(居間)でカヌーを作って完成させたものの、ドアからも窓からも外に出すことが出来ず、真ん中で二つに切ってやっと取り出したという話し。またバック・ヤード(裏庭)で造ったセイルボートをドライブウェイを通して外に出せず、道路上の大型クレーンで持ち上げて難を逃れた話し、など。造るのに夢中になるのは分かるが、後先の事をくれぐれもよくよく考えないと泣いても悔やみきれない事態になりかねない。
(写真はカリフォルニアの自作フリッカ Red Rascal です。)
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