今日のフリッカも南アフリカ製。場所はケイプ・タウン。シェル(ハルやデッキ)は1993年製だが進水は2012年と言う。バウスプリットがPSC製より2フィート長く突き出しているためだろう、LOA(Length Overall = 全長)は26フィートとなっている。
スパーズ(マスト+ブーム)やスタンディング・リギングはニュー。船底塗料は2013年11月に塗布したばかり。エンジン(船内機)は2気筒10.1馬力のVETUS M2.05(ベースは三菱)で、運転時間は僅か15時間だそうだ。
スーパーストラクチャーを含め、昨日のピノッキオと殆ど瓜二つ。
しかしピノッキオの様に描き込んだ葡萄のスクロールワークは見えない。良く見ると長いウィスカー・ステイのチェインプレイトの位置もピノッキオと異なり、ブルワークスに仕込んである。この点 [南アフリカの最新艇] と同様。
ポートはブロンズ製。室内は木製で、マットレスも新品だそうだが、ピノッキオにしろ、この艇にしろ、インテリア写真の無いのが実に残念。
(写真は南アフリカの自作/ヤード製フリッカ Eventide です。)
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