2006年2月、セレニティーはエンジンを1GMから1GM10に換装した。
これがその際のエンジン・インストーラーたちの仕事。
奥にはダッシボード、アワー・メーター、外付け燃料ポンプ用の各配線が絡まり合い、塊りが左舷から右舷に横切る燃料ラインに結び付けられた状態で吊り下がっている。手前には燃料ポンプからのグラウンド線が最短距離で横断している。
ウォーターロックを外し、その下にあるプロペラ・シャフトのスタッフィング・ボックスのメンテ作業(パッキング・グランド=グランパッキンの締め付け調整)を行う時も、煩わしくて仕様が無い。
実際は線の絡まり合いがもっとひどかった。これはとりあえずそれぞれ何の線かが分かる様に一度ばらしてまとめ直した状態。
これから長過ぎるものはカットして短くしたり、脇に束ねたり、逆に短か過ぎるものは線を継ぎ足して邪魔でないところを迂回させるなど、整頓する。
以前からやりたいと思っていたが、毎年のオフ・シーズンに少しづつ進めて来た他のメイジャーなメンテ・改修作業が昨年までで全て終わったので、このオフ・シーズン、ようやく手を付ける順番が来た。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連の品物です。)
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