眩しいのはエンジン・ルームに直射日光が当たっている部分があるための様だ。エンジンは1GM。
ミキシング・エルボーは特製の様で、ウォーターロックもファクトリー・スタンダード品ではない。画面右のプロペラ・シャフトとトランスミッションはフレキシブル・カプリングで結合。
ホース類も換装してマジックで何処に接続すべきものかが書いてある。
黄色く塗装してあるのは燃料経路で、真ん中の一等大きいものはエンジン備え付けの水・燃料セパレーターのキャップ部分。燃料経路内のエアー抜きをする時はこのキャップ上の黄色く塗布されていないプラグ(ネジ)を緩める。
左側の黄色いパイプの下に見えるのはセパレーターを通過した燃料がエンジン・スターボード側を経由して送り込まれるインジェクター用ポンプ(エンジン前部の大きなオイル交換口のすぐ上)で、そこには二つ目のエアー抜き用プラグ(ネジ)がある。インジェクター用ポンプからの燃料は黄色いパイプを経由し、手前の黄色いパーツ(インジェクター=シリンダー内への燃料噴射機)へ移動。インジェクション時に余った余剰燃料はインジェクターのキャップ部に装着され手前に降りている黒いホース(リターン・ライン)を通って燃料タンクに戻る。
(写真はPSC製434艇中169番目 Meltemi です。)
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