2013年12月20日金曜日

セレニティー 今冬のメンテ事項

今オフ・シーズンにはエンジン・ダッシボードやアワー・メーターも何とかしたいと考えている。

エンジンの稼動時間の積算を示すアワー・メーターは492.2時間で止まったままだ。





2006年2月の艇購入時に新エンジンに換装したのでこのアワー・メーターは使っていない。ずっと手持ちの時計で時間を測ってきた。約8年後の現在、480時間に到達。492.2時間になったらメーターの線を接続して、メーターを使おうと考えていた。

しかし、裏が実際にどうなっているのか自分の眼で見たことがなかったので先週末ダッシボードを外して覗いてみた。



上はネジ合計6本中既に3本を抜いて、残り3本も殆ど抜き終わる直前。

ネジを全部抜いてダッシボードを倒す。

一部浮いているのはゴムのパッキン。





裏の配線。













(後ろのホースはエンジンの排気・排水ホース。追い波がトランサムのスルーハルから入ってエンジンに逆流しない様にこの様にスターンで高く持ち上げてある。)

アワー・メーターの裏側。

ホット・ワイヤー(+)もグラウンド・ワイヤー(- = アース)も外れている。



もしかしたら旧エンジン稼動中に既に外れていた(または意図的に外してあった)のかも知れない。22年で492時間は少ないとは思っていたが、購入時既にエンジンはフリーズして動かなくなっており、それを承知で購入し、すぐに新エンジンに換装したので旧エンジンの実稼動時間はあまり気にしなかった。

いずれにせよ、黒色のグラウンド・ワイヤーは見つかったが、ホット・ワイヤーが見当たらない。要調査研究。

ダッシボード嵌め込み部の積層。











合板をコアにしてその両面にファイバーグラスを積層してあるが、合板断面露出部にエポキシを塗るなどの保護処理が施されていないのでコア合板に湿気による劣化が見られる。

日常目につかないところは手を抜く昔のアメリカ流か。手当てが必要だ。アクション・アイテム。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカのスペック