室内はオープン・レイアウト型。
ヘッド(ポータ・ポティー)がVバースのフィラーの下に置いてある。
興しろいのはクッション。オープン・レイアウト型のセッティーは長く、クッションは二分割して扱い易くしてある。
Vバースはスタンダードのロング・ピースではなく、真ん中辺りで両舷のピースをえぐる形で真四角のピースを独立させている。
その意図は不詳。バース下収納スペースへのアクセス口は真ん中に一つあるのではなく、左右各舷ひとつづつに分かれており、この四角いクッションはちょうどその二つのアクセス口のそれぞれ半分づつをカバーできる状態。各アクセス口の蓋を持ち上げるには難儀なコンフィギュレーションだ。
手前のVバース・フィラーの横にある各舷もうひとつづつの収納スペースにアクセスする時、Vバースの長いクッションを持ち上げるにしても軽く扱い易い形とも思えない。何故このような複雑な形にしたのだろう。
配電盤はオープン・レイアウト型なのでSTB側にある。
GPSプロッターはバルクヘッド装着のスウィング・アームにマウント。配電盤の上に見える白い物の正体は不明。
(写真はPSC製434艇中169番目 Meltemi です。)
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