エンジンの [アワー・メーターの話し] の続き。
リサーチしたところ [アワー・メーターのターミナル] は横並びの場合、左が +、右が - となっている様なので、各極に線を繋ぎ、艇に常備のポータブル12Vバッテリーを使って、アワー・メーターが壊れていないかどうかテストした。
メーターは一番右の数字が0.1時間(6分)毎に一つ上がる様に出来ているので、約7分間接続したが数字は繰り上がらず、492.2時間で停止したまま。
アワー・メーターは回路に逆流を防ぐダイオードが組み込んであるため、陽極・陰極を逆に接続した場合でも数字が逆方向に動く(小さくなっていく)ということはない。単にメーターが動かないだけだ。
そこで念のため、陽極・陰極を逆にしてテストしてみたがやはり7分以上経っても数字は動かない。どうやら新しいメーターが必要な様だ。
尚、メーターの接続は普通次の様にすることが分かった。
陰極はグラウンド(アース)線に接続。
写真で手にしているのがその線(* 下記後日註参照)。
ソケット式に嵌めこむ様になっている。
グラウンド(アース)線は見ての通り、キーを差込んでオン・オフにするスイッチ(黒い円筒状のもの)の陰極に繋いである(* 下記後日註参照)。
アワー・メーターの陽極は同スイッチの陽極(手前側にある極)に繋ぐ(* 下記後日註参照)。線が見当たらないので新線を用意する(* 下記後日註参照)。
以上二つの接続をすればエンジンのキーをオン・オフにすることでアワー・メーターがオン・オフになる(* 下記後日註参照)。新しいメーターが手に入ったらその作業をしよう。
* 後日註: アワー・メーターの陽極・陰極に接続する線をどこから取るかについては、艇の配線を検証の上、正しい方法を [12月31日のポスト] に記載したので必ずそちらを参照され度。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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