マストからの荷重を支えるアーチ部分。
そうか。前後2本の厚いビームの間は空洞だったのか。
ここ空洞部分にもコアを挟んだファイバーグラスの積層があると思い込んでいたがそうではない様だ。
右舷側。
(昨日書いた様に右舷側キャビン・サイドは既に白いラミネート板で改修されているらしい。)
前後2本の厚いビーム間の空洞部のクロースアップ。
この空洞部がどの様に埋められていたのか大いに興味のあるところ。しかし、厚い合板らしきビームの空洞側はファイバーグラスで覆われてはおらず、合板層が剥き出しになっている。なぜだろう。やはり空洞部には何か厚いものが嵌め込まれていて全体がファイバーグラスで覆われていたのではないだろうか。
オーナーはとりあえずフォアのビームの内側に板を積層してリビルドを始めた。
今後の写真が待ち遠しい。
自艇のライナーのファスナーを開け、広い領域に渡って薄いクッションを外して観察すれば、前後のビーム間の構造がどうなっているのか確認できるはず。いつかそうしてみよう。
(写真はPSC製434艇中107番、艇名不詳のフリッカです。)
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