効果は抜群で、これらの収納スペースの蓋を開けてももう何も臭わない。FRP艇の場合、密閉され、エアーの流通がないところでは造船から何十年経ってもレジン(樹脂)が完全にキュア(固化)せず、手で触るとベタつく部分があるものだが、通風はレジンをキュアさせる意味でも大変重要だ。
手作りのカバーを被せる予定だったが、4個入って一袋12ドルという極めてリーズナブルな価格のアルミ枠のカバーを見つけたので購入。
家の壁の通風孔用。鳥や小動物が中に入らない様にする目的のもので、通風機能への影響を最小限に留め、見かけもまあまあという、金網式のもの。
問題はこれが直径4インチの通風孔用という事。バルクヘッドに開けた孔は直径3.75インチ。
倒した枠の内径を測定するとちょうど3.75インチ。大した加工も不要の様だ。
アルミなので作業は至って簡単。
先ずは背もたれの後ろの収納スペース用通風孔から。
元々カバーの枠はウッド、金網は銅製、と考えていたが、この壁には海中・海上から乗艇する際のポータブル・アルミ製ラダー(梯子)も掛けて置いている。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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