ペイントのイメージが [ジェスター] に似ていなくもない。艇名ホーカス・ポーカスとも関連しているのかも知れない。(艇名は20フィート艇だが24~27フィート艇の様に感じられるということに由来しているのだと思う。)
実は左舷側の白いハルはまだ塗装前。
思い切った塗装だが、ハル上部(フリーボード)上の黄色い太い帯は [ホエールストレイク] と呼ばれる。
旧型ハル・モールドによるカマキリの目玉の様な特徴的なステム上部の航海灯。
葡萄のスクロールワークも綺麗にペイントされている。
ペイントはジェル・コートと異なり数年で退色が始まるのが難だが、その時はまた他の色、他の塗り分けでペイントするのかも知れない。
(写真はPSC製434艇中、番数不明、Hocus Pokus です。)
⇒ フリッカ・ホームページの歴代カバー写真
2013年6月30日日曜日
2013年6月29日土曜日
ホーカス・ポーカス ドジャー、コックピット・クッション、その他
昨日見たドジャー。
周りを外せばビマイニ風となり、風通しも良い。
実用に供している時の写真。
特別にブームを高くする措置は取らなかった様だ。
共生地で作った座り心地の良さそうなコックピット・クッション。
使い方の説明がないので用途不詳だが、木製のコンパートメントらしきものも手作り。ライン類を入れておくのかも知れない。船外機仕様なので平たい燃料タンクが入るのもかも知れない。消化器も立てられる様になっている。
ちなみに [先日見た] セッティー後方の収納スペース・カバーも手作り。
(写真はPSC製434艇中、番数不明、Hocus Pokus です。)
⇒ フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ (全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック)。
周りを外せばビマイニ風となり、風通しも良い。
実用に供している時の写真。
特別にブームを高くする措置は取らなかった様だ。
共生地で作った座り心地の良さそうなコックピット・クッション。
使い方の説明がないので用途不詳だが、木製のコンパートメントらしきものも手作り。ライン類を入れておくのかも知れない。船外機仕様なので平たい燃料タンクが入るのもかも知れない。消化器も立てられる様になっている。
ちなみに [先日見た] セッティー後方の収納スペース・カバーも手作り。
(写真はPSC製434艇中、番数不明、Hocus Pokus です。)
⇒ フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ (全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック)。
2013年6月28日金曜日
ホーカス・ポーカス ドジャーとビマイニ
コンパニオンウェイ上のドジャー(dodger) 、コックピット上のビマイニ(bimini) も新調。
フリッカは小型艇なのでブームの高さ、サイドデッキへの出入り、キャビントップでのメインスル・リーフ作業など、ドジャーにはデザイン上の制限が付きまとい、高さ、幅、前後の長さなど、良く良く検討する必要がある。
セレニティーにドジャーはない。付ける予定もない。フォアデッキへの移動、キャビントップでの頻繁な作業の邪魔になるからだ。たまにスプレイがかかることもあるが、それは針路と波の方向に拠り、セレニティーのセイリング・ヴェニューではコックピット・コーミングの斜め前方や横からの場合が殆ど。このようなドジャーがあっても邪魔になるだけで効用は殆どない。
しかし、カリフォルニアの様に夏の帆走シーズン中全く雨が降らないと言うところは珍しい。雨の多いところでは特に停泊中にドジャーが有用だろう。
左舷側。まだ手前のドジャーを製作中の時のスナップ。
ドジャーとビマイニもオーナーの自作。
ミシンはジューキ・ミシン。工業用ミシンのシェア世界一。
(写真はPSC製434艇中、番数不明、Hocus Pokus です。)
⇒ フリッカの歴史 (History of the Flicka)
フリッカは小型艇なのでブームの高さ、サイドデッキへの出入り、キャビントップでのメインスル・リーフ作業など、ドジャーにはデザイン上の制限が付きまとい、高さ、幅、前後の長さなど、良く良く検討する必要がある。
セレニティーにドジャーはない。付ける予定もない。フォアデッキへの移動、キャビントップでの頻繁な作業の邪魔になるからだ。たまにスプレイがかかることもあるが、それは針路と波の方向に拠り、セレニティーのセイリング・ヴェニューではコックピット・コーミングの斜め前方や横からの場合が殆ど。このようなドジャーがあっても邪魔になるだけで効用は殆どない。
しかし、カリフォルニアの様に夏の帆走シーズン中全く雨が降らないと言うところは珍しい。雨の多いところでは特に停泊中にドジャーが有用だろう。
左舷側。まだ手前のドジャーを製作中の時のスナップ。
ドジャーとビマイニもオーナーの自作。
ミシンはジューキ・ミシン。工業用ミシンのシェア世界一。
(写真はPSC製434艇中、番数不明、Hocus Pokus です。)
⇒ フリッカの歴史 (History of the Flicka)
2013年6月27日木曜日
セレニティー 通風孔カバー
今年1月、スターボード側セッティー背もたれの後ろにある収納スペース、ならびにセッティーのシート下にある収納スペース双方の換気を良くするため、個室ヘッドのバルクヘッドに [通風孔を開けた] 。
効果は抜群で、これらの収納スペースの蓋を開けてももう何も臭わない。FRP艇の場合、密閉され、エアーの流通がないところでは造船から何十年経ってもレジン(樹脂)が完全にキュア(固化)せず、手で触るとベタつく部分があるものだが、通風はレジンをキュアさせる意味でも大変重要だ。
さて、その通風孔の穴は約半年間カバーを付けずそのままにしておいた。
手作りのカバーを被せる予定だったが、4個入って一袋12ドルという極めてリーズナブルな価格のアルミ枠のカバーを見つけたので購入。
家の壁の通風孔用。鳥や小動物が中に入らない様にする目的のもので、通風機能への影響を最小限に留め、見かけもまあまあという、金網式のもの。
見ての通り、内側には高さ3mm程の枠の上にタブが6本付いており、枠とタブを孔に入れ込んで固定する。
問題はこれが直径4インチの通風孔用という事。バルクヘッドに開けた孔は直径3.75インチ。
そこでまず6本のタブを高さ約3mmの枠ごと金槌で内側に平たく倒した。
倒した枠の内径を測定するとちょうど3.75インチ。大した加工も不要の様だ。
タブは枠の内径に合わせて立て直した。
アルミなので作業は至って簡単。
艇でフィットを試す。
先ずは背もたれの後ろの収納スペース用通風孔から。
うまくフィット。
続いてシート下のスペース用通風孔。
元々カバーの枠はウッド、金網は銅製、と考えていたが、この壁には海中・海上から乗艇する際のポータブル・アルミ製ラダー(梯子)も掛けて置いている。
艇のファイバーグラスの白やラダーのアルミともマッチするので当分これで良しとする。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・データベース
効果は抜群で、これらの収納スペースの蓋を開けてももう何も臭わない。FRP艇の場合、密閉され、エアーの流通がないところでは造船から何十年経ってもレジン(樹脂)が完全にキュア(固化)せず、手で触るとベタつく部分があるものだが、通風はレジンをキュアさせる意味でも大変重要だ。
さて、その通風孔の穴は約半年間カバーを付けずそのままにしておいた。
手作りのカバーを被せる予定だったが、4個入って一袋12ドルという極めてリーズナブルな価格のアルミ枠のカバーを見つけたので購入。
家の壁の通風孔用。鳥や小動物が中に入らない様にする目的のもので、通風機能への影響を最小限に留め、見かけもまあまあという、金網式のもの。
見ての通り、内側には高さ3mm程の枠の上にタブが6本付いており、枠とタブを孔に入れ込んで固定する。
問題はこれが直径4インチの通風孔用という事。バルクヘッドに開けた孔は直径3.75インチ。
そこでまず6本のタブを高さ約3mmの枠ごと金槌で内側に平たく倒した。
倒した枠の内径を測定するとちょうど3.75インチ。大した加工も不要の様だ。
タブは枠の内径に合わせて立て直した。
アルミなので作業は至って簡単。
艇でフィットを試す。
先ずは背もたれの後ろの収納スペース用通風孔から。
うまくフィット。
続いてシート下のスペース用通風孔。
元々カバーの枠はウッド、金網は銅製、と考えていたが、この壁には海中・海上から乗艇する際のポータブル・アルミ製ラダー(梯子)も掛けて置いている。
艇のファイバーグラスの白やラダーのアルミともマッチするので当分これで良しとする。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・データベース
2013年6月26日水曜日
セレニティー 6月22日土曜日の風 2 (Videos)
帰途のSTBタック。
風15ノット。前方の20+ノットのゾーンに入る直前。この辺りはハンターズ・ポイントからキャンドル・スティック・ポイントという岬の突き出た海域のため逆潮が強く、艇速は僅か2.3ノット。
風20+ノットのゾーンに入った。岬をクリアーしたので艇速も徐々に増す。
逆潮ながら艇速4.2~4.4ノット。レイルに誰も乗っていないので20~21+ノットの風でヒール角は約25~28度。28ノット程のパフが来ると33度位となる。約35度でルー(リー)のレイルを超えてサイドデッキに水が入るか入らないか、という感じ。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページ
風15ノット。前方の20+ノットのゾーンに入る直前。この辺りはハンターズ・ポイントからキャンドル・スティック・ポイントという岬の突き出た海域のため逆潮が強く、艇速は僅か2.3ノット。
風20+ノットのゾーンに入った。岬をクリアーしたので艇速も徐々に増す。
逆潮ながら艇速4.2~4.4ノット。レイルに誰も乗っていないので20~21+ノットの風でヒール角は約25~28度。28ノット程のパフが来ると33度位となる。約35度でルー(リー)のレイルを超えてサイドデッキに水が入るか入らないか、という感じ。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページ
2013年6月25日火曜日
セレニティー 6月22日土曜日の風 (Videos)
少し早めだが1:08PMに出航。
北西の風11~12ノットでメインは既にシングル・リーフ。 Reef Early の原則どおり、風のビルドアップに備えるため。風はこの後すぐ15ノットを超えた。
瞬く間に20~21ノットとなる。メインはダブル・リーフ。本日も夏らしい風でおおいに結構。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ニューズレターのページ
北西の風11~12ノットでメインは既にシングル・リーフ。 Reef Early の原則どおり、風のビルドアップに備えるため。風はこの後すぐ15ノットを超えた。
瞬く間に20~21ノットとなる。メインはダブル・リーフ。本日も夏らしい風でおおいに結構。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ニューズレターのページ
2013年6月24日月曜日
ホーカス・ポーカス クッションズ
木工だけでなく、昨日、また一昨日の写真に見えていた各クッションもオーナーの手作りだ。
工房には艇の他、クッション・カバーの生地、フォーム、フィラー等が見える。
この様な柄も楽しい。
完成したSTB側のクッション。
サイドデッキ下スペースにあるスピーカー等エンタテインメント・ボックスも手作り。
オープン・レイアウト型の長いセッティー(カウチ)の端、コンパニオンウェイ横には手動ビルジ・ポンプが見える。
キャビン、コックピット双方からのアクセスや操作性を考えての事だろう。
(写真はPSC製434艇中、番数不明、Hocus Pokus です。)
⇒ USヤフー!フリッカ・グループ
工房には艇の他、クッション・カバーの生地、フォーム、フィラー等が見える。
この様な柄も楽しい。
完成したSTB側のクッション。
サイドデッキ下スペースにあるスピーカー等エンタテインメント・ボックスも手作り。
オープン・レイアウト型の長いセッティー(カウチ)の端、コンパニオンウェイ横には手動ビルジ・ポンプが見える。
キャビン、コックピット双方からのアクセスや操作性を考えての事だろう。
(写真はPSC製434艇中、番数不明、Hocus Pokus です。)
⇒ USヤフー!フリッカ・グループ
2013年6月23日日曜日
ホーカス・ポーカス シーリングとキャビン・サイド
殆ど改修の完成したシーリングと側壁。
残りは右舷側壁のトリミング装着のみ。
完成後のスターボード側。
(写真はPSC製434艇中、番数不明、Hocus Pokus です。)
⇒ 今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧
残りは右舷側壁のトリミング装着のみ。
完成後のスターボード側。
(写真はPSC製434艇中、番数不明、Hocus Pokus です。)
⇒ 今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧
2013年6月22日土曜日
ホーカス・ポーカス ギャリー Before & After
この艇はもともとファクトリー・フィニッシのフリッカではなく、発注した人が艇を仕上げるオーナー・コンプリーション・ボート(キット・ボート)だったと思われる。
改修前のポート側キャビン側壁。
大型ポートライトはない。オーナー・コンプリーション・ボートはそこまで指定可能だった様だ。
通常ポートのある場所にはヴェンティレーターらしきものが付いている。
ギャリーのアウトボード側にはカボードや棚はないが、皿置きなどのコンパートメントは作り付け。
この簡単な造作は他の1970年代艇でも良く見る。
オライゴ・ストーブ(コンロ)、シンク、アイスボックスはファクトリー・スタンダードだが、シンクの蛇口はこの時すでに取り外されている。
* * *
内装改修後。
全体各所にティークのトリム、ギャリーのアウトボード側には引き戸付きカボードが二つ付けられた。
全て現オーナーによる手作りだ。
いつでも艇に乗れることは無論、この様な造作が出来ることもオーナーとして味わえる醍醐味のひとつだ。
オライゴ・ストーブは2口の4000型。比較的新しく、換装したものらしい。
(写真はPSC製434艇中、番数不明、Hocus Pokus です。)
⇒ www.yachtworld.com SEARCH ボタンの上の欄に Flicka と入力、検索するとリストアップされます。
改修前のポート側キャビン側壁。
大型ポートライトはない。オーナー・コンプリーション・ボートはそこまで指定可能だった様だ。
通常ポートのある場所にはヴェンティレーターらしきものが付いている。
ギャリーのアウトボード側にはカボードや棚はないが、皿置きなどのコンパートメントは作り付け。
この簡単な造作は他の1970年代艇でも良く見る。
オライゴ・ストーブ(コンロ)、シンク、アイスボックスはファクトリー・スタンダードだが、シンクの蛇口はこの時すでに取り外されている。
* * *
内装改修後。
全体各所にティークのトリム、ギャリーのアウトボード側には引き戸付きカボードが二つ付けられた。
全て現オーナーによる手作りだ。
いつでも艇に乗れることは無論、この様な造作が出来ることもオーナーとして味わえる醍醐味のひとつだ。
オライゴ・ストーブは2口の4000型。比較的新しく、換装したものらしい。
(写真はPSC製434艇中、番数不明、Hocus Pokus です。)
⇒ www.yachtworld.com SEARCH ボタンの上の欄に Flicka と入力、検索するとリストアップされます。
2013年6月21日金曜日
ホーカス・ポーカス 上架
トラヴェリフトで上架。
船籍番号はフロリダ州。
この時艇名は既にホーカス・ポーカスであったかは疑問。なぜそういう名前になったのかは追々分かると思う。
実はこの艇はこれから大幅リストレーションに向かうところ。
通常トラヴェリフトで揚げた時はその場で船底を高圧水洗するものだが、このまま運んで行く。
(写真はPSC製434艇中、番数不明、Hocus Pokus です。)
⇒ フリッカのリグ
船籍番号はフロリダ州。
この時艇名は既にホーカス・ポーカスであったかは疑問。なぜそういう名前になったのかは追々分かると思う。
実はこの艇はこれから大幅リストレーションに向かうところ。
通常トラヴェリフトで揚げた時はその場で船底を高圧水洗するものだが、このまま運んで行く。
(写真はPSC製434艇中、番数不明、Hocus Pokus です。)
⇒ フリッカのリグ
2013年6月20日木曜日
ホーカス・ポーカス 帆走
Hocus Pocus とは手品、またはそれを見せる時のマジシャンの言葉のことだが、このフリッカの名前はそれをもじって Hocus Pokus と綴る。
或る夏の日。
場所不詳。
大きなポートライトが無く、各舷ポート数は小二つのみという大変珍しい構成。
メイン・ハッチの形状、スターンのSTB側オフ・センターに在るバックステイ装着用のミニ・バンプキンから、先週見た PCS201070979 と同時期の艇であることが分かる。
(写真はPSC製434艇中、番数不明、Hocus Pokus です。)
⇒ フリッカのスペック
或る夏の日。
場所不詳。
大きなポートライトが無く、各舷ポート数は小二つのみという大変珍しい構成。
メイン・ハッチの形状、スターンのSTB側オフ・センターに在るバックステイ装着用のミニ・バンプキンから、先週見た PCS201070979 と同時期の艇であることが分かる。
(写真はPSC製434艇中、番数不明、Hocus Pokus です。)
⇒ フリッカのスペック
2013年6月19日水曜日
セレニティー 6月15日土曜日の風 (Videos)
風28ノットの予報。マリーナ出口辺りで20+ノットだったのでメインをダブル・リーフ。久しぶりにジブにもリーフを入れてみたいと、ジブもリーフして北に上った。
ところが0.5マイルも行かない中に風速が落ちて風向も定まらず、落ち着いた時はまるで春の様に南南西の風。
せいぜい12~13ノット。しかしリーフをシェイク・オフするのが面倒、とズルしてそのまま北西~西北西に向かっている。通常の針路は真北。
タックして南東に向かう。結局この日はこのコースを2往復してマリーナに戻った。
* * *
マリーナ入り口の海域に戻るとまたそこだけ22ノットの風が吹いている。中に入るまで小山を回り込んで吹き付けて来るヘッド・ウィンドに対して真上り。入る時は右舷側にフック・ターンして左右のコンクリート・ジェッティーの間を抜けるため、風に吹かれて右舷側ジェッティーにぶつからない様、リーウェイを充分に取らないといけない。原則右側通行なのでマリーナから出て来る艇がないか慎重に見張ってタイミングを見て入り口にアクセスする。
* * *
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページの歴代カバー写真
ところが0.5マイルも行かない中に風速が落ちて風向も定まらず、落ち着いた時はまるで春の様に南南西の風。
せいぜい12~13ノット。しかしリーフをシェイク・オフするのが面倒、とズルしてそのまま北西~西北西に向かっている。通常の針路は真北。
タックして南東に向かう。結局この日はこのコースを2往復してマリーナに戻った。
* * *
マリーナ入り口の海域に戻るとまたそこだけ22ノットの風が吹いている。中に入るまで小山を回り込んで吹き付けて来るヘッド・ウィンドに対して真上り。入る時は右舷側にフック・ターンして左右のコンクリート・ジェッティーの間を抜けるため、風に吹かれて右舷側ジェッティーにぶつからない様、リーウェイを充分に取らないといけない。原則右側通行なのでマリーナから出て来る艇がないか慎重に見張ってタイミングを見て入り口にアクセスする。
* * *
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページの歴代カバー写真
2013年6月18日火曜日
PCS201070979 インテリア コンプレッション・アーチ付近
マストからの荷重を支えるアーチ部分。
そうか。前後2本の厚いビームの間は空洞だったのか。
ここ空洞部分にもコアを挟んだファイバーグラスの積層があると思い込んでいたがそうではない様だ。
右舷側。
(昨日書いた様に右舷側キャビン・サイドは既に白いラミネート板で改修されているらしい。)
前後2本の厚いビーム間の空洞部のクロースアップ。
この空洞部がどの様に埋められていたのか大いに興味のあるところ。しかし、厚い合板らしきビームの空洞側はファイバーグラスで覆われてはおらず、合板層が剥き出しになっている。なぜだろう。やはり空洞部には何か厚いものが嵌め込まれていて全体がファイバーグラスで覆われていたのではないだろうか。
オーナーはとりあえずフォアのビームの内側に板を積層してリビルドを始めた。
今後の写真が待ち遠しい。
自艇のライナーのファスナーを開け、広い領域に渡って薄いクッションを外して観察すれば、前後のビーム間の構造がどうなっているのか確認できるはず。いつかそうしてみよう。
(写真はPSC製434艇中107番、艇名不詳のフリッカです。)
⇒ フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ (全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック)。
そうか。前後2本の厚いビームの間は空洞だったのか。
ここ空洞部分にもコアを挟んだファイバーグラスの積層があると思い込んでいたがそうではない様だ。
右舷側。
(昨日書いた様に右舷側キャビン・サイドは既に白いラミネート板で改修されているらしい。)
前後2本の厚いビーム間の空洞部のクロースアップ。
この空洞部がどの様に埋められていたのか大いに興味のあるところ。しかし、厚い合板らしきビームの空洞側はファイバーグラスで覆われてはおらず、合板層が剥き出しになっている。なぜだろう。やはり空洞部には何か厚いものが嵌め込まれていて全体がファイバーグラスで覆われていたのではないだろうか。
オーナーはとりあえずフォアのビームの内側に板を積層してリビルドを始めた。
今後の写真が待ち遠しい。
自艇のライナーのファスナーを開け、広い領域に渡って薄いクッションを外して観察すれば、前後のビーム間の構造がどうなっているのか確認できるはず。いつかそうしてみよう。
(写真はPSC製434艇中107番、艇名不詳のフリッカです。)
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2013年6月17日月曜日
PCS201070979 インテリア メイン・ハッチ周辺
フリッカの天井は車のそれと同様、薄いクッッションを鋏んでビニールのライナーで被われているが、それを全て除去してある。
ファイバーグラスの剥き出しになった天井。
なかなか見る機会が無いので参照用として貴重な写真。
ウィンチとクリートのバッキング・プレイト。
同箇所を上から見たところ。
反対側(右舷側)の天井。
こちら側のキャビン側壁はすでにラミネート板に交換された様だ。
大型ポートライトも補修が終わっている様子。
(写真はPSC製434艇中107番、艇名不詳のフリッカです。)
⇒ フリッカの歴史 (History of the Flicka)
ファイバーグラスの剥き出しになった天井。
なかなか見る機会が無いので参照用として貴重な写真。
ウィンチとクリートのバッキング・プレイト。
同箇所を上から見たところ。
反対側(右舷側)の天井。
こちら側のキャビン側壁はすでにラミネート板に交換された様だ。
大型ポートライトも補修が終わっている様子。
(写真はPSC製434艇中107番、艇名不詳のフリッカです。)
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2013年6月16日日曜日
PCS201070979 インテリア バルクヘッド等
これだけ合板剥離が起きているという事はかなり長期に渡って多量の水分の浸入があったのだろう。
右舷側バルクヘッド。
左舷側バルクヘッド。
ギャリーのドアや引き出し。
何処でもソリッドなティーク部は大丈夫だが、表面に薄いティークのヴィニアを貼り付けた合板は無残だ。
(写真はPSC製434艇中107番、艇名不詳のフリッカです。)
⇒ フリッカ・データベース
右舷側バルクヘッド。
左舷側バルクヘッド。
ギャリーのドアや引き出し。
何処でもソリッドなティーク部は大丈夫だが、表面に薄いティークのヴィニアを貼り付けた合板は無残だ。
(写真はPSC製434艇中107番、艇名不詳のフリッカです。)
⇒ フリッカ・データベース
2013年6月15日土曜日
PCS201070979 インテリア Vバース周辺
昨日書いた様にインテリアは大幅な水漏れ、または水の打ち込みがあった様で、大掛かりな作業となる。
Vバース左舷側の棚。
各部署の合板は全て交換が必要な状態。
正面、チェイン・ロッカーへのアクセス・ドアのあるバルクヘッド。
右舷側の棚の合板も捲れ返っている。
(写真はPSC製434艇中107番、艇名不詳のフリッカです。)
⇒ フリッカ・ホームページ
Vバース左舷側の棚。
各部署の合板は全て交換が必要な状態。
正面、チェイン・ロッカーへのアクセス・ドアのあるバルクヘッド。
右舷側の棚の合板も捲れ返っている。
(写真はPSC製434艇中107番、艇名不詳のフリッカです。)
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