3点目はVバース・フィラー。
コンプレッション・ポストの柱の入るコーナーの壁をどのように縫い上げるか検討中。
この部分だけ継布を当てて縫い合わせることにした。
カバーの縫製完了後、フィラーを重ねたフォームにカバーを被せ、全体をひっくり返して合板を重ねてカバーの裾を引っ張って内側に折り返し、タック(画鋲の様なもの)をハンマーで打ち込んでいく。
四辺とも辺のセンターから打ち込み始めた。また一辺からその対辺というように交互に打って引っ張りのバランスが取れるようにする。
各コーナーを残すだけとなったところ。
この後各コーナーともピンキング鋏みで余分の布を落として折込み易くした。何回も作っているプロなら生地裁断の段階からコーナーをどのようにカットしたらちょうど具合良く収まるのか分かっているだろうが、小生どもは初めてなのでこのやり方の方が安全。
タックの打ち込み完了。
フォームに重ねた厚さ1”のフィラーのお陰でかなり張りがある。
それにしても今回作ったクッションはどれも軽くて扱い易く、座るとふんわりして心地良い。以前のものはカバーが人工皮革風のビニールだったのが重かった最大の理由と思う。またフォーム自体の固さは左程変わらないと思うが、座り心地にも厚手のビニールが影響していたようだ。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連の品物です。)
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