簡素な室内を見てみよう。
83年前半までのPSC製フリッカでは配電盤が右舷側にあるため左舷側にはNAV機器も何も無い。
2口コンロはアルコールではなく、プロパンまたは天然ガスのようだ。
アイスボックスの蓋は1枚式。
コックピット・ソール(床)が油か水で汚れていたり、クッション(恐らくファクトリー製)がヘタっていることを除き状態は悪くない。
Vバースのフィラー部分のクッションは合板部がクッションとは別になっているようだ。後期艇ではフィラー部にティークのトリムは無い。
ドロップ式テーブルをセットしたところ。
この艇のインテリア、簡素かつ土台が良いので新オーナーが色々自分好みで作り込むには最適だろう。
(写真はPSC製434艇中、番数・艇名不詳、1978年製フリッカです。)
⇒ フリッカの歴史 (History of the Flicka)