昨日のフリッカ、イヤラスのキャビン内写真。
正面Vバース上のキャビネットは1枚扉。両舷の棚には手摺りがない。シンプルな造作だ。
この艇はヘッドが個室ではない、いわゆるオープン・レイアウト・プラン。通常、オープン・レイアウト・プランではヘッドはVバースの手前の凹んだ部分にあるが...
この艇ではVバース・クッション下に組み込まれている。このタイプはPSC製フリッカでも初期艇にしか見られないユニークな特徴だ。
後期艇ではこのスペースは単なる収納空間になっている。
この時期のPSC艇では配電盤がSTB側に設置してあるのも特徴。
ただ、この配電盤のモデル自体は1980年代後半まで使われたタイプで、[極々初期のもの] とはちがう。
コンロ、シンク、アイスボックスの並びに違いはないが、アイスボックスのカウンタートップは後で張り替えたものと思われる。
(写真はいずれもPSC製434艇中087番 Eros です。)
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