在ニュージーランドのノー’スター製フリッカ(*)のインテリア。白基調、ティークのアクセントのすっきりした室内。
Vバース(フォア・ピーク)先端、キャビネット・ドアの下にはチェイン・ロッカーへのアクセス・ドア。
両舷ともマスト・アーチ下にSS製のポストが付いている。しかし、マストからの荷重を支えるコンプレッション・ポストというより手摺りと言った方が良い。
クルージング艇として生活感のあるギャリー。
PSC製フリッカ同様、ギャリーは左舷側にあるが、フォア・トゥー・アフト(バウ・スターン方向)に長いのが特徴。クォーター・バースはなく、キャビン・エンドのバルクヘッドの所まで延びている。手前からアイスボックス、シンク、トップ、レンジ。
ギンボル式2口レンジはプロパンのようだ。下にオーブンも付いている。プロパンは世界中何処へいっても入手し易いのが強み。
シンクの水はフット・ポンプでタンクから汲み上げる。ギャリーの使い勝手は良いように見える。一番上の写真を見ると、対面の右舷側には食卓兼用のチャート・テーブルがあるようだ。
(写真はNor'Star製フリッカ20艇中、001番、1975年製 Heart of Gold です。)
* 当初、この艇を自作艇としていましたが、ノー’スター製(デッキはウェスタリー社製)と判明しましたので訂正しました。
⇒ フリッカ・ブローシュア(14頁版)