イギリス南岸、ドーバー海峡に面した街、クライストチャーチにあるボートヤードはトラヴェリフトではなく、10トンクレーンを使っているようだ。 [船底塗料を塗り終えたキャラウェイ] もそのクレーンで水に戻された。
クレーンもオペレーターたちが船艇の扱いに習熟していれば便利なものだ。
日本でも地方に行くとセイルボートのオーナーたちが3人程集まってクレーンをチャーターして艇をまとめて上下架し、費用を抑える工夫などしているようだ。
ヤードは見ての通り、海辺ではなく川のほとりにある。
河口から2kmほど上流にある [川中島] の南寄り、建物が二つ並んでいるところ。
無事着水。クレーンを利用してマストを立てた後、ブームも装着。これから係留場所に向かう。係留場所は目と鼻の先という。
河口から2kmということは潮が海から上ったり退いたりという汽水域。海上にあるマリーナより藻や藤壺の心配はないかも知れない。
(写真はいずれもPSC製434艇中423番目 Caraway です。)
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