キャラウェイは夏の間バウもスターンもそれぞれ川の岸辺に沿って設置されたムーアリング(常設アンカー)ボールに舫って係留する。
ボートヤード南端にあるローンチ・ランプの[対岸真正面] 。
近辺にはドック(桟橋)もあるが、係留料は地中海に比べ格段に高いそうだ。
正面奥が無事収まったキャラウェイ。
手前はキャラウェイの [折り畳み式ディンギー] 。
キャラウェイのオーナー、アンガスの自宅はキャラウェイを係留してある側に近いので、今後余程荷物が多くない限り自宅からそちらの岸まで直接カートを使ってディンギーを運び、ローンチするという。
尚、オフ・シーズンの冬場は艇は陸上保管の予定。
これは後日の様子。
手前は自宅から引っ張って来た折り畳み式ディンギー。艇まで僅かな距離だが、ディンギーで渡るしかない。
メインスルは既に取り付けたが、この日はヘッスル2枚を付けるためにやって来た。
興しろいのは、ムーアリング・ボールを岸から一定の距離に保つための棒だ。これによって艇が浅瀬に流れて座礁するのを防いでいるのだろう。上記リンクのグーグルの地図をズームアップすると分かるが、棒が全部のボールに付いている訳ではない。要所要所のみか。
簡単なドック(桟橋)でも作れば良いのにと思うが、牧場の地主の許可がないのだろう。棒の岸側の端が、岸(満潮時の水際)より少し先に突き立てた木に付けてあることから想像できる。マリーナは当局から川面の占有許可は取っているのだろう。
一見雑然としているが、作業用に整理して置かれているキャビン内の諸品。
これからVバース上のジブ2枚を装着する。
装着完了。これでいつでもセイリングに行ける。
作業中に潮が入って来たが、ボールに付けた棒のおかげで艇は潮に押されず、定位置のまま。この棒はその役割からフェンダーと呼ばれているのではと想像する。
(写真はいずれもPSC製434艇中423番目 Caraway です。)
⇒ フリッカ・ホームページにあるキャラウェイのブログ