2009年9月23日水曜日

ラダー・チーク製作の準備

今年オフ・シーズンに作業を予定しているラダー・チーク新調の準備が整ってきた。

材料。画面左はeBayで買ったブラジル産ティーク板。長さ59インチ、幅13インチ、厚さ7/8インチ。フリッカのラダー・チークの厚さは7/8インチ。(厚さ3/4インチの板は良く見かけるが、7/8インチのものはなかなかない。ラッキーだった。)

画面右はステンレス・スチール板。ティークの板の外側をこれでカバーする予定。その下は金切りバサミ(アヴィエイション・スニップスと呼ぶ)。


ティーク(teak)材は天然の油を含んでいるので大変腐りにくい。通常ティークは東南アジア産だが、この板はブラジル産。



59 X 13 X 7/8インチのサイズなので、両舷のチーク(cheek)をとってもまだ十分あまる。キャビン内の造作物に利用しようと考えている。

eBayでの価格は [$38.99だった] が、フロリダからカリフォルニアまでの配達料がほぼ同額かかり、計$75.66だった。

この板のカットには電動円形ノコではなく、[ドイツ製ファイン・ツール] を使うことにしている。このツールは家の修理改善などフリッカ以外にも使えるので既に購入済み。

ステンレス・スチール板は20番ゲージ(厚さ約0.91mm)。品質規格番号は304番(板では汎用として最も良く使われている)。



ラダー・チークのサイズにあわせてカットしやすいように7.375インチ x 20.375インチの大きさを指定してオンラインの金属屋さんから2枚購入。価格は2枚で$29.17、送料も入れると計$56.46。

表面加工はピカピカのグロスではなく、多少グレイズをかけたものを選んだ。今鈍く輝いている方が裏、傷よけの白いシールが貼ってある方が表になる。

手早く済ませたい人は、近くのホームセンターで買えるスウィング・ドア用キック・プレイト(ドアを手を使わず足で押して開けるためのステンレス・スチール製の板)からカットできるかも知れない。

ハサミは [参考にこちらを参照]。この参考サイトのものはステンレス・スチールなら20番まで切れる、とあるが、小生が近くのホームセンターで購入したものは22番(約0.76mm)まで切れる$15.27の代物。20番を切れるものが店になかった。家に帰ってテストしてみたら、20番の板のコーナーが簡単に切れた。

しかし、本番では最初からこのハサミは使わない。まずファイン・ツールでカットするラインに沿って板を薄くした後、ハサミで落とすことを考えている。(ファイン・ツールは木でも金属でも切れる。)

尚、ラダー・チークとはラダーの両面に装着してあるラダーの構成品で、[このページ] 4-8枚目の写真に写っているもの。

(写真はいずれもPSC製434艇中295番目 Serenity 関連のものです。)
フリッカ・ホームページ