2009年9月27日日曜日

カイト・キャム

スチール写真しか撮れないが、面白いものが手に入った。凧とキャメラがセットになったカイト・キャム。

会社で$75のeBayクーポンをもらったので、何を買おうかとサーフしていたら飛び込んできたのが [これ] 。

イギリスからの郵送料も含めると、$75では足りず、不足分の$1.19を PayPal (ペイパル) で支払って、待つこと4日間。意外と早く着いた。

パッケージを開けたところ。凧は底辺120cm x 高さ60cm のデルタ。骨は真ん中と翼の両辺に1本づつ装着済み。真ん中上部両脇に1本づつ短い骨が並んでいるがそれは真ん中のボタンみたいな丸い基部と両翼の三角形の袋に底辺と水平に入れる骨。骨はファイバーグラスだが、見た目はいかにも華奢。取り扱いは注意を要する。尚、凧に表裏があるとすれば、この写真に写っているのは裏側(凧を揚げた場合、地面・海面からは見えない上の面)。

さて、画面向かって右側の翼の上に乗せてある緑っぽいものがベルクロつきのキャメラ固定板。その固定板にも水平に骨が1本付いている。さらにあと2本、キャメラ台を吊るす役割の骨がまとめてある。これらキャメラ関係のものはすべて凧の表側(地面・海面から見える側 = 今この写真に見えている側と反対側)に組み立てる。(組み立てた様子は上のリンク先の絵を参照され度。)

画面左上に並んでいるのは説明書、キャメラからラップトップに転送用のソフトウェアのCD、そして USB ケーブル。また、凧の下、凧揚げ用のリールの横に置いてある緑のテープは、凧を安定させるためにつける足。(大昔、子供の頃、奴凧に細く切った新聞紙をつなぎ合わせた足を2本付けていた。)

バカチョンのキャメラは約 6cm 角。手に取っても(まだ電池は入れていないが)、重量を感じないほど軽い。




シャッターは電波によるリモート・コントロール。

キャメラのコントロールは凧を揚げている状態で親指1本でできるようになっている。白く見えるのはもちろん凧揚げ用の糸。



まあオモチャだが、キャメラ用、リモコン用、それぞれ2本のAAAサイズの電池以外何も買う必要のないこのキット、カイト・キャムの初心者にはもってこいだろう。

カイト・キャム(キャップ KAP = Kite Aerial Photography) は本格的にやろうと思えば、いや本格的でなくても、いろいろ仕掛けが必要で( [一例] )、いつか自艇セレニティを上空から撮ろうと思っても、つい延び延びになっていた。

このカイト・キャム、高度25mまで揚がるらしいが、風が弱すぎると海面に落ちる。強すぎると壊れるか、糸が切れる。8-10ノットくらいの風が最適だろう。いつかそういう風の時に撮ってみたい。が、使い捨て、位の気持ちでいた方が良さそうだ。本当に撮れるのかな。

(写真はいずれもPSC製434艇中295番目 Serenity 関連のものです。)
www.yachtworld.com SEARCH ボタンの上の欄に Flicka と入力して検索すると、今売りに出ているフリッカがリストアップされます。