2009年9月5日土曜日

フォアデッキにディンギーを保管

フリッカはデッキ長20フィートなのでディンギーを運ぶには通常曳航するか、エア抜きしたインフレイタブルをたたんでクォーター・バースに置くのが普通。

#314 『ロウディー』 ではフォアデッキを利用している。

キャビン前壁とフォア・クリートの間にうまく収まっている。






カバーを外すと、バッグに入ったディンギーが2本のストラップで固定されているのが分かる。



仕掛けはこうだ。台になる2本の木がスルー・デッキのボルトで固定してあり、その下にストラップが通してある。

スルー・ボルトはバック・プレートとウォッシャーを当ててナットで締めこんである。頑丈だ。



(Vバースの天井部分だからボルトを短く切ってキャップ・ナットを被せると、頭をぶつけて怪我をすることもなく、見栄えも良くなると思う。)

台になる木には切り込みが入れてあり、ストラップがずれないようにしてある。




オーナーいわく、「まだ試したことはないが、この仕掛けはライフラフト(非常用救命筏)にも使えるかもしれない。」 一考に価する。

(写真はいずれもPSC製434艇中314番目 Rowdy です。)
フリッカ・ホームページの 「フリッカ・データベース」 にある同艇