重量艇のフリッカ(普通の20フィート艇の3-4倍ある)は風がビルドアップしてくると本領を発揮する。
普通のセイルボートは風が20ノットも吹くと足元がおぼつかず、コントロールに苦労する。
フリッカは20ノット超の風で安定して走る。排水量が大きいということは長期クルージングに必要な、水、食料、衣類、備品、その他の品物を積載して走れるということでもある。外洋艇としての面目躍如だ。
この時、風は約24ノット。フリッカに乗っていて良かったと思う時だ。ダブル・リーフのメインとシングル・リーフのジブで艇速は5.1ノット。潮は満ち潮でも退き潮でもない、スラック・タイド。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒フリッカ・ホームページのフリッカ登録データベース