2014年12月22日月曜日

ヴェロ・ビーチでのラフト・アップ

昨年12月の写真らしい。フロリダ南部は冬でも(否、冬だからこそ)クルーザーたちの往来が激しい様で、係留地も賑わっている。

少し分かり難いが画面中央部、2杯横抱きになっている黒いハルの小型艇(ディンギーを曳いている)がフリッカ。


ここ [ヴェロ・ビーチ] ではムーアリング・ボール(常設アンカー)に係留する際、伝統的に守られているルールがあるそうだ。

自艇がボールに付ける最初の艇である場合、係留後自艇の好みの片舷にフェンダーを吊るす。そこに2艇目が抱き終わると今度は両艇共に自艇の外側の舷にフェンダーを吊るす。3、4艇目はそのどちらかに付ける。この様にして大抵3~4艇がラフト・アップして一晩過ごすそうだ。このルールは口伝によりクルーザーからクルーザーに伝えられて行くらしい。

(写真はPSC製434艇中、番数・艇名共不詳のフリッカです。)
フリッカ・ホームページ