積層で造られたファクトリー製品はおよそ3層に別れ、特に上部の層と真ん中の層の間が剥離しやすい。20~30年も経てば不思議なことではないが、その剥離部分から水が浸入して腐食の原因となる。このためキティウェイクでも新しいバウスプリットを作った。
艇に装着するばかりとなった新しいバウスプリット。
積層ではなくソリッドな1本の木。木の種類は不詳だが、白く塗装してあるのでダグラス・ファー(オレゴン・パイン)か何かの硬木と思われる。
両側のティーク製プラットフォームは元々のものを引き続き使用。
(写真はPSC製434艇中200番台後半の Kittiwake です。)
⇒ フリッカの歴史 (History of the Flicka)