セイル・カバーもスライディング・ハッチ・カバーも2001年に新調したというからこのドジャーも同年の製作かも知れない。
前面のレイク(傾斜)が適度になだらかでドジャーも低く見える。
両側トップには頑丈なグラッブ・バーが付いていて安心。
ドジャーは両脇がほぼキャビントップ上に収まっており、アフト下側のカットもユニークで、サイドデッキへの出入りやコックピットからのサイド前方確認もしやすい。メインシートがブーム・エンド型のフリッカでは全体的にベストなドジャーと言っても良い程、良く考えられたデザインだ。
グラッブ・バーはキャビントップのティーク製手摺りとインラインに配置されている。
尚、本日の各写真には一昨日触れたセイフティー・テザー用のUボルト(アイ)が見える。テザーはアイに走らせた青いウェビングに掛ける。
メインスル・カバーは2ピース式の様だが詳細は不明。メインスルにはレイジージャックが付いているそうだ。
(写真はPSC製434艇中、番数不詳、1985年製の Donegal です。)
⇒ フリッカのスペック