2013年11月15日金曜日

フランスの自作フリッカ トップサイド

フォアデッキには何ともソールティーなケグ(木樽)が乗っている。おそらく清水用だろう。アンカーはクリッパー・バウ上部のプラットフォームにうまく収っている。

バウスプリットは円柱形でPSC製より2倍位長い。









ボブステイもウィスカー・ステイもチェインだが、ボブステイのチェインプレイトはPSC製より20cm程高いところに設置されている。

キャビントップはビンガムのオリジナル・デザインをフォローして、キャンバー(円み)がPSC製より若干きつい。




ティーク製と思われるグラブ・レイル(手摺り)やコーミングを効果的に配置。サイドデッキ、フォアデッキ上のトウ・レイルは排水も考えて配置されている。スターン・プルピット・レイル上には分厚い木板を装着。この艇は何処をとってもコンフィギュレーション、造作、いずれも素人技ではない。

(写真はフランス Roussillon で売りに出ている1994年製自作フリッカです。)
フリッカ・ホームページの歴代カバー写真