ライフラインは2本。ブルワークスはティークのキャップレイルではなく、アルミ。1985年当時はフォアデッキのクリートは未だ1本がスタンダード。
メインスルはレイジー・ジャック付き。ラインをコックピットまで引くシングルハンダーズ・パッケージも付いている。
メイン(スライディング)ハッチを格納するシー・フッドは付いていない。キャビントップのティークに沈没した痕跡は観られないが、そこまで浸水しなかったということだろうか。
コックピット。
引き揚げ後の改修はプロの手で行われたが、エンジンのリモートとギア・シフトは1本式に換装、エンジン・ストッパーのノブもロッカー内ではなくコックピットで操作できる様になっている。
エンジンは新品換装の1GM10と見受けられる。
電気配線は無論、コックピット排水のホースなども換装されている。
しかし、海水に長時間浸かったティークの色はどす黒く、隠す術はないようだ。
(写真はPSC製434艇中311番目 Isis、旧名 Punker Doodle です。)
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