2013年8月12日月曜日

セレニティー エンジン冷却水用ホースのクランプ

出航時・帰港時はいつもエンジン・ルームやビルジを覗いて要所を点検するようにしている。

8月3日の出航前にはエンジン冷却水経路を目視だけではなく一通り手で触って確認してみた。

殊に海水濾過器出口のホースを留めるクランプは2010年の [ホース類交換] 時、それまで20数年付いていた品が腐食して緩々になっていたので気になっていた。

新品に換装して3年半しか経っていないが、触ってみると2本中の1本が緩い。引っ張ってみると簡単に外れた。




良く観てみると原因は腐食ではなく、締め過ぎの様だ。









何でもきつく締めれば良いというものではない。程々のトルクが良。

早速、3種類のサイズでストックしてあるスペアを取り出す。








取り付け完了。

尚、ホース類はこの写真で見える様にダブル・クランプ(クランプ2本)が原則。



1本が駄目になってももう1本が有効なら大丈夫という冗長性による保障。また、2本のクランプはこの様に向きが互い違いになる様にセットするのが基本。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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