この写真から1988年艇でもまだコンプレッション・ポストが角柱ではなく、円く処理されていたことが分かる。ポートライトも陸上競技場型楕円形。
クッションは既に現オーナーが新調して入れ替えていることだろう。
画面右手前に個室ヘッドがあるので、Vバース・フィラーの下の赤いものは何かのタンク。手前、コンパニオンウェイ両側には手摺りが付いている。
特製のギンボルに装着したブタン・コンロ。
まな板はシンクの上に置いてある。
天井は白木の無垢材を使ったそうだ。
(しかしリークがあった場合など点検時に剥がすのが大変だろう。)
配電盤もまだ左舷側のキャビン側壁にある。バルクヘッドには使いやすそうなカスタムの棚。コックピットからでも手が届く。
そのためかGPSプロッターは個室ヘッドのコーナーの柱に掛けてある。スウィングしてコックピット方向に向けられるのだろう。
(写真はPSC製434艇中349番 Orange Blossom 時代の Orange Blossom II です。)
⇒ フリッカ・データベース